メッセージやコメントで

 

なぜそんなポンコツ旦那さんと

結婚したのですか?

 

との質問が多かったので

 

自分の気持ちの整理のためにも

夫との馴れ初め~結婚までを

ざっくり記しておきたいと思います

 

なお

 

男女交際のことや

婉曲的ですが

性的なことも少し書きますので

そのような内容がお苦手な方は

このお話のシリーズは

読まないようにお願いします

 

自己責任の上で

ご了承いただける方のみ

お読みくださいね照れ

 

 

前回の話↓

結婚までの話①

結婚までの話②

結婚までの話③

結婚までの話④

結婚までの話⑤

 

ふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボンふんわりリボン

 

超ド田舎の貧乏育ちの私にとって

 

医師の彼はリアル「華麗なる一族」

 

 

漫画なら

「花より男子」みたいに

貧乏少女と御曹司の

素敵な恋愛&結婚っていう

シンデレラストーリー

になるかもしれないけれど

 

 

実際は

ハードルがすごく高かった

少なくとも私にとってはガーン

 

 

 

彼の叔父様にお招きいただいて参加した

ご自宅での豪華ワイン会

 

ゲストは

彼や叔父様の親戚や

その恋人・配偶者

 

親族の集まりということで

少し緊張しましたが

 

叔父様もゲストの方々も

知的で朗らかで優しい方が多く

ウィットに富んだ会話が交わされ

 

素晴らしいワインや食事さえ

脇役になってしまうほど

知的好奇心が刺激される

贅沢な時間でした

 

 

 

若手をゲストとしたワイン会でしたので

参加者は20代~30代前半

 

ですが

 

皆さん

 

ぱっと見て

ものすごく仕立てのよい

お洋服をお召しで

女性は髪がきちんとして艶々

控えめな恰好ながら

眩いジュエリーを身に着けている

 

さらに

 

ワインのお作法はもちろん

テーブルマナーがしっかりしていて

すいすい食べながらも会話のテンポもいい

 

 

一方、私は

 

ここ数年で

ワインスクールに通って

テイスティングのお作法や

ワイン産地の知識は身につけてきたし

 

テーブルマナーも

本やサロンで勉強してきた

 

けどね

 

お作法を守るので精いっぱいで

会話を楽しむとか

まだまだ難しい状態

 

 

会話しながら

手元をあまり見ずに

海老の殻を

ナイフとフォークで

綺麗に剥いちゃう二十歳とか

 

一体何者?って思った(笑)

こなしている場数が違うあせる

 

それにね

 

 

食事中の会話

「このワインの産地懐かしい~

ウィーンフィルのコンサート聴きに行った時

家族とドライブ旅行した郊外だわ!」

 

とか

 

「ブルゴーニュでは

ベルナール・ロワゾーに泊まって

食事とワインを楽しみたい」

 

「いやいや、

ブルゴーニュなら

ラムロワーズの

フォアグラの火入れを堪能せずには

帰れないでしょ~」

 

「え~私なら

ル・モンラッシェに宿泊して

モンラッシェの畑を見ながら

モンラッシェを飲むわ」

 

と続き

 

「まゆみさんのお気に入りはどこ?」

 

 

チーンチーンチーン

私「・・・・・」

 

 

みたいな会話になるわけですよあせる

 

会話自体は

すごく楽しくて勉強になる一方

こういう風に自分に話が振られると辛い

 

 

 

 

しかも食事後は

 

叔父様のお家にあるグランドピアノで

ショパン弾き始めちゃう人もいるし

 

留学経験者が多いから

興奮してくると

英語で話し始めちゃう人とか

 

なんならバレエを踊っちゃう人までいた

 

 

その時の会話

 

冬のスキーはカナダかスイスか、とか

家族で行った旅行のNO1は、とか

お坊ちゃま学校やお嬢様学校の時の

ご学友とのお戯れの思い出話とか

 

 

 

 

そんな優雅な思い出・・・ないっ滝汗

 

 

 

下校途中でガマガエル捕まえた話

イナゴの佃煮を無理やり食べさせられた話

 

そんなの話したらドン引きだろうし・・・

 

 

 

 

なんかね

 

これから努力できることなら

何とか頑張ろうって思えるけれど

 

幼少期から積み重ねてきた思い出

 

自然と身に着けたマナー

 

周りに愛されて育った天真爛漫さと自信

 

こればかりはどうにもならない

こればかりは太刀打ちできない

 

 

 

 

彼と付き合って

彼に見合うようにと思って

看護師の勉強の他に

常にワインや日本酒の参考書読んだり

肌や髪の毛の手入れや

恰好やマナーに関して

夜勤明けにセミナーに通ったり

時にはプロの手を借りて

一生懸命に頑張ってきたつもりだった

 

だから最近

 

もしかして

ちょっとは彼に見合う女性に

近づいてきてるんじゃない?

ってちょっぴり浮かれてた

 

 

けど

 

 

圧倒的不足感

圧倒的敗北感

圧倒的劣等感

 

 

所詮は田舎者の思い上がりだった

 

 

とにかく打ちのめされたんです

 

めっためたにチーン

 

 

「住む世界が違う」って

このことだと思いました

 

 

 

 

彼と結婚となると

この先ずーーーっと

こういう親族付き合いがあって

 

場違いな私

確実に妻として浮きまくりなはず

 

 

彼のことは好きだけれど

 

結婚となれば話は別

 

 

彼もそんな風に思っているだろうと

 

私は考えていました

 

 

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