ベーシックインカムって50年も昔から議論されてきたんですね。
驚きました。
そんなことしたら人間、働かなくなってしまう
と私もたしかに思っていました。
でも、一昨年に起きた相模原障害者施設殺傷事件のとき、
私たちの社会はちょっと行きすぎてしまったのではとはっとして、
考えが変わりました。
人間の尊厳を、生産性で判断した先にある不自由な社会。
最近も、LGBTの方に対する意見が炎上しましたが、
人間のいのちを生産性で判断する先にある未来には、
希望はありません。
皆の心の中にある潜在的な恐れが炎上した原因なのかもしれません。
命の間引きは、誰にだって恐ろしいですから。
生活保護を受ける人のほうが、アルバイトの人より可処分所得が高いから、生活保護制度がおかしいという考えを聞くと、
ベーシックインカムがあればいいなと本当に思います。
人手不足の原因は、働きに見合った生活費を確保できないことにもあるような気がしますが、
食べていけなくなる恐怖を原動力に働く世の中は、妬みや怨みで窮屈。
みなが得意を仕事にできて、
互いの才能を賞賛しあえるツールとしてお金が循環するようになるといいですね。