最近のブログで、怒りの感情を消し去る必要はない、ということをお伝えしました。
怒りの感情に悩まされているあなたへ☆怒りとのつきあい方
怒りの感情に悩まされているあなたへ☆現実ではなく、原因をみてみましょう
すべての感情にいえることですが、感情を押し殺しても、感情がなくなることはありません。
潜在意識の奥深く、そのエネルギーはしまい込まれてゆき、生命活動を司る脳幹に影響していきます。脳幹に対する刺激が臨界点を超えたとき、身体に対する影響があらわれます。
例えば、手の震えがとまらない、顔がひきつる、食欲がない、お腹が痛い・・・
心理的ストレスが原因の病気である心身症は、無意識領域に感情のエネルギーを溜め込むことで起こります。
それではどのように対処したらいいのでしょうか。
怒り、悲しみ、恨み・・・あらゆる感情にうまく対処するのに、一番有効なのは、
「感情は意味があって起こっている」
と考えることだと、わたしは考えています。
わたしたちは、感情が起こった時、「なぜ起こったのか」を考えます。
ですが、考えていることは感情が起こった原因、それも、表面的なものだけです。
例えば、怒りを感じているとき、
「あの人が、わたしにひどい扱いをしたから」
「社長が理不尽なことを言ったから」
怒りを感じているのだ、と思います。
Aという怒りの原因になる事象が、怒りを引き起こしたのだ、
Bという事件が、悲しみという感情を引き起こしたのだ、と信じているのです。
でも、本当は違います。
もっと深くみていくと、「大切にされてあたりまえ」という思い込みがあるので、
ひどい扱いを受けたと腹が立つわけですし、
「理不尽な扱い」というものも、そもそも世間や自分自身の定義によるものです。
そして実は、怒りの感情がわく理由は、
「もっと能力を発揮したい」「もっとよくなりたい」など、
「向上したい」という魂の願いなのです。
向上心の強い人の気迫を感じられたことがあるのではないでしょうか。
スポーツ選手もそうですし、数字を競うトップセールスの方もそんな気迫をもっています。
その本質が「怒り」です。
怒りは、「よーし、やるぞ!」「がんばるぞ!」という生命の炎のエネルギーなのです。
もちろん、怒りの感情をできごとや、特定の誰かに向けていては、結果を出すことはできません。
怒りは、魂が「向上したい」と思っているときに起きる、といいました。
もっというと「起こす」といってもいいかもしれません。
「向上する」ためには、今を壊し、新しい未来を創り出すエネルギーが必要です。
だから、「怒りのもと」とでもいいましょうか、怒りエネルギーの起爆剤を、
信念や思い込みという形で、自分の魂に仕込んでいて、どんどん爆発させているのです。
その爆発のエネルギーを、自分自身が仕掛けた「怒りのもと」に向けて浪費したり、
ましてや、消火するのは、意味のないことのように思えます。
全部、自分が必要で起こしたことなのですから。
だから、今日はあなたが怒りの感情に悩まされていたとしたなら、
あなたが、つくったものなのだということを思い出してみましょう。
そして、理想と目的をはっきりさせ、やりたかったことを実現するために利用すると決めましょう。
あなたの現実は、あなたが創っています。
たったひとつの例外もなく。
そして、それはあなたが必要としているものなのです。
怒りは、変容を促すエネルギー。
実現したかったことに、そのエネルギーを向けていきましょう。
あなたがずっとあたためてきた、あなたの夢が叶いますように。
最後までおよみいただき、ありがとうございました。
今日もあなたにすてきなことがたくさん起こります☆
感謝をこめて。
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