花壇にはありませんでした。
・・・(泣)
・・・やっちまった(泣)
ガックリしてヘナヘナと座り込んでしまった。
「あの〜〜何かお探しですか?」
女性の声が聞こえた。
が、振り向く元気も無い晴れ男。
『えっ??はい。この花壇の上にスマホ忘れちゃって・・・』
「私、今、出勤したばかりなんですけどね!これが花壇のレンガの上にあったので、上司に
報告しようとしていたのよ!!」
『え〜〜〜っ!!!!!!!!!!???』
振り向いた目の前には、晴れ男のスマホを手にした清掃員の制服を着た女性がいた。
『それです!!それ!!私のスマホです!!!!!』
大声を出した晴れ男。顔がクシャクシャになっているのがわかった。
「あら!良かったあ!でも、本人確認のためにちょっとお待ち下さい。
私の息子が無くした時は見つからなくてすごく落ち込んでいたの。
だから、その気持ちはよ〜〜くわかるから、上司への連絡が先ね〜」
と上司に電話をかけ、代わって!というジェスチャー。
もしもし!晴れ男です!本人です!番号は◯◯◯です!
はい!花壇のレンガの上です!
本当にありがとうございました!!!
程なくスマホを手にした晴れ男は何度も何度も頭を下げた。
改めて、自分のスマホから料金所のおじさんとauに発見の連絡をした晴れ男が
猛省したのは言うまでも無い。
あ〜〜良かった(^_−)−☆
さあ、初日!
かかってこいやー♪───O(≧∇≦)O────♪