知的資産経営報告書は一見すると誰でも簡単に作れてしまうように見える。
しかし、知的資産経営報告書=会社概要だという認識でこの業務に参入されることにものすごく危機感を感じている。
まだ愛知県で知的資産経営報告書の作成について本格的にお金と時間をかけて勉強をしている専門家は私以外にいないと思う。
少なくとも毎月1回、大阪まで行って知的資産経営研究会に参加し、勉強している専門家は私以外にいないのだから。
この業務がお金と絡んだ時、おそらく本来の知的資産経営報告書作成の意味も知らず、何が目的で、どうやって作成するのかを知らずに、ただ体裁だけ整えて何となく作成した知的資産経営報告書が激安で提供されるようになり、価格競争になっていってしまうのだろうか・・・
一体どうなってしまうのか・・・
私は絶対にそんな風にはなりたくない。専門家のあるべき姿はそんなものではないはずだから。
お客様は何を求められて知的資産経営報告書を作成されるのか?
その目的に応えるためのものを作成することが一番大切なのだから。
お客様のニーズに応えていった結果、一見すると会社概要と思われる知的資産経営報告書だけど、そうではない何かがお客様に残っていただきたい。
この思いを中小零細企業の社長様にどう伝え、どうやって自分を信用していただけるようになるのかが大きな課題でもある。