参加者の皆様の声から振り返るBCC@求職者支援講座 | 横浜の行政書士 藤田麻衣子| 建設業許可申請・経審ならお任せください!
横浜の行政書士 藤田麻衣子です。

いつもありがとうございます。




建設会社経営研修BCC、今回は就職者支援センター様で行っている求職者向けの支援講座の一つとしてお呼び頂き、行ってきました。


BCCとは何か


建設会社様の事例研究の中から導き出された建設会社成功法則を盛り込み、建設業経営をシンプルにモデル化したゲーム研修です。使える情報や学びを現実の経営に持ち帰って頂けるよう、座学よりももっとリアルに近くて、楽しくてのめり込めて、ハッとするような気付きがある、そんな学び方にしたいと思い、ゲーム型研修という形にしました。

これまでの開催の中で一番「建設業に遠い」方々に参加して頂くことになりました。

BCCの舞台は建設業。しかし参加者の皆様が建設業界を志望しているわけではありません。BCCは確かに建設業の仕組みを出来る限り忠実に建設業経営を再現していますが、業界枠にとどまらないことが学べる研修です。

それはどの業界にも共通する[仕事の仕組みを理解すること][コミュニケーション][協力しながら仕事を進めること][役割分担や適材適所を考えること]などの要素が盛り込まれているからです。


研修の流れ


今回はこのような流れで開催しました。

10:00~10:30
 求人コンサルタント村上亮仁氏の講演
10:30~12:00
 BCCルール説明
13:00~16:00
 BCCプレイ
16:00~16:15
 振り返り



BCCを通じて、何を得て頂けたか


参加者の皆様から頂いたアンケート内容から抜粋します。大変嬉しいお言葉の数々を頂きました。

セミナーで役立つと思ったことはどの部分でしたか?

・自分から行動する時も、かんがえることも大事であること
・お互い接した事ない人たちとのコミュニケーション
・建設業の仕事の疑似体験
・時間の大切さ
・仕事の仕組みを理解するということが大切であること


ゲーム後の振り返りでは「ランドマークタワーを完成させられるかどうか、とってもドキドキした」と仰って下さった方がいました。

そのドキドキ感が、ゲーム型研修の醍醐味です。

机に座って学ぶことももちろん大切なことですが、目の前のことに夢中になって、あっという間に時間が過ぎて、ハッとするような気付きが得られる。そんなゲーム型研修としての形を取ったBCCには、やはりたくさんの会得できる学びがあるのだということを再確認出来ました。

セミナーで得られたことを、どのように活用したいと思いますか?

・自分たちのグループだけでなく、全員で協力することができたことを伝えたい
・職場での円滑な仕事運びに活かしたい
・今後の職場でのコミュニケーションの取り方に活用したい
・コミュニケーションやチームワークの向上などに役立てたい


「コミュニケーション」は確かに大切で、その力があることは大きな強みになると思います。ですが、得手不得手は必ずあります。コミュニケーションが苦手な人は、仕事が上手くいかないのか?そんなことはありません。

今回のBCCでも、他社と積極的にコミュニケーションを取り、交渉や協働をしていた方がいらっしゃいました。コミュニケーション無くして他社とのやり取りは出来ないので、会社に不可欠な存在です。

一方、営業マンが外に出ている限られた時間で、次の一手のための準備をしたり、今あるものと必要なものを整理したり、戦略を練ったりという仕事も不可欠です。それには特別強いコミュニケーション力が求められるのではなく、違った緻密さや中長期志向が必要になるかもしれません。それもまた会社経営にとって、大事な大事な力です。



今回のBCCを通して「自分って案外コレが得意だった!」とか「協力することは思っていた以上に楽しい」などということを感じて頂けていたら良いなと思っています。


究極の仕事とは


BCCの前に、村上さんが「究極の仕事とは何だろうか?」というお話をされていました。これはそれぞれに答えがあるもので、仕事に対して何を求めるかということにも繋がることだと思います。私もお話を聞きながら、受講者の皆様と一緒に考えていました。

私の考える、私にとっての究極の仕事は『必要とされること』そして『私の仕事で何かが変わること』だと考えました。



私の前職は不動産売買の営業でした。大きな金額の物件を仲介する仕事。お客様のほとんどがファミリー。生活基盤ともなる住まい探しのお手伝いはとても責任を感じる仕事でしたが、そのファミリーのご希望を聞き物件をご紹介し、時には一緒に悩み考え、時には背中を押しながら、誰がやっても同じ仕事になるわけではないと感じていました。

今のこの行政書士の仕事になって更に強くそのことを感じています。取り組み方で随分と差に結果が出る仕事です。



目の前の仕事をただ「こなす」だけなのか、この仕事がお客様の利益にどう繋がっているか考えながら取り組むのか。自分の仕事が世の中とどう繋がっているのか考えながら取り組むことで、その姿勢は変わるし、やりがいへも通じるものだと思います。



去年の暮れにまた公共工事の現場見学へ行ってきました。見学の後に監督さんとしばらくお話させて頂きました。その監督さんは「限られた予算の中ですべての調整をはかり、交渉をしながら、出来るだけ会社に利益を残すことが楽しい」と仰っていました。

工事の目的をお聞きする中で、人々の生活に欠かせない仕事をしていることの自信と充実感も伝わってきました。

同じ仕事をするのでも、取り組み方で結果が大きく変わり、それはもちろん自分自身への評価にも繋がります。何より多くの時間を過ごす仕事への楽しさ、遣り甲斐が変わります。

熱意を持って取り組める仕事に出会うことが出来れば一番幸せなこと。それもまた目の前のことに一生懸命になる過程で出会えるもの。ドキドキやワクワクや達成感や高揚感を日々の仕事で味わうことも、決して夢のような話ではありません。


BCCの展開

今回の参加チームは以下の通り。


2~3名の構成となりました。



公共工事に積極的にチャレンジするも、ことごとく落札出来なかった『ラベンダー』。運の要素が色濃く影響してしまう現行制度を反映したBCCの入札制度に苦しんだ形となってしまいました。例えば、営業数をあと1つ増やしてリスクヘッジする経営もあったかもしれません。でも、チャレンジ精神が本当に素晴らしかった!

『橋本建設』は自社工事と下請工事をバランスよく行っていました。また営業マンとして交渉に走る、社内業務をこなし的確な経営管理をする、そして全体を管理し足りない部分をサポートする。そんな3人の方の役割分担も最適でした。それぞれ得意なことをする適材適所は、短い時間で最大の結果を出すためにはとても大切なことです。

チームワークが光った『オレンジ地所』。2名体制と少し不利な状況の中、他社交渉や入札場面にしっかり社員も同行し、時には前に立つ、まさに社員が経営者目線を持っている会社でした。社長の、最善の結果を出そうとするひたむきさも印象的でした。

こちらも2名体制、最初はルールがなかなか把握出来ずに不安を抱えたスタートだった『スカイブルー』。何とか仕事をこなしていかなくては!という想いに動かされ、社長は営業に、社員は社長不在の中で的確に仕事をしました。終わってみればナイスコンビネーションで、実は最も多くの残金を所有していたかもしれない会社となりました。

『かわモン』も適切な役割分担のもと、社長は自社のみならず近隣会社もまとめ、最終ミッションであるランドマークタワーの受注に全社の想いを集結させました。そして実際に入札を経て受注。社内はコミュニケーションも活発で、計算、施工、管理を全員で支える強固な体制が出来ていました。



そして最終ミッションであるランドマークタワーは竣工することが出来たのか。




おーーーーーーー!

お…  お?





よく見てみましょう。





ギリギリ工期内に完成が見えた最後の最後、「青の建材が無い!」という声。なんと、その建材は土台に使われてしまっていたのでした。やり直すには時すでに遅し。

今回はランドマーク竣工ならず、BCCは幕を閉じました。


もっとざっくばらんな藤田の感想


毎回心配してしまうのですが、今回もまた林さんに「盛り上がりますかね?」と聞いていた藤田です。林さんからは「ダイナミズムも含めて、盛り上がらなかったことがありません」と毎回冷静な回答を頂いています(笑)

今回は参加者の皆様が建設業からは遠い方だったということもあり、BCCのテーマに対しての不安と、どれくらいゲームに本気になってくれるか、といった心配が実はありました(私の中だけの話ですけど)。

蓋を開けてみれば皆さんミッションクリアのために一生懸命取り組んでくださった姿に、何だかとてもとても嬉しくて。



頑張ってみないと見えないものってあるじゃないですか。このBCCだって、もちろんワクワクドキドキしながら学べるためにゲーム形式にして頂いていますが、それでも斜めに構えて「ふーん」みたいな感じで取り組んでいたら、多分面白くないし、学ぶものが無かったり、BCCの穴や欠点ばかり見えてしまうものなのだと思います。

目の前のことに一生懸命になれることは凄く素晴らしい力です。一種マインドコントロールみたいな部分があるかもしれませんが、逆に言えばネガティブに捉える在り方もマインドコントロールの一つです。

どうせならプラスに捉えて一生懸命取り組むこと。それを経て本当の楽しさが見つかってくるんじゃないだろうかと思います。



なんか書いちゃうと当たり前のことをわざわざ書いてるみたいでアレなんですけど(笑)今愛せる仕事をしているからこそ反省を振り返って思うことです。



どうでもいいような他の感想としては、

BCCをやると何故か必ず頭痛が発生します(笑)なぜだろう?橋本駅に初めて行きましたが、駅ビルがとてもオシャレでした。と言っても私は荷物があったので車で行きまして、保土ヶ谷バイパスってやっぱり通勤時間帯は混むんだなってことを実感しました。


開催に関するinfo


主催:相模原市就職支援センター様
日時:2015年1月23日(金)10:00~16:00

スタッフの皆様、講師陣で。





BCC制作者であり、そして当日の運営、進行を行って下さった林さんブログ【はやしごと】も御覧ください。
>>★★★こちらからどうぞ★★★




3月には関西初開催!ご招待頂き、奈良にてBCCを行って参ります。近隣の皆様、ぜひご参加ください。
>>主催の西口さんのブログ


今後のBCC開催情報はこちらからどうぞ。
>>BCCまとめ
>>BCC Facebookページ




建設業団体様での研修として、社員研修として活用して頂けます。ご興味ある方は藤田までご連絡下さいませ。

この度は本当にありがとうございました。



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