「世界を動かした21の演説」:西洋の物差し | リベラルアーツの精進と実践の日記

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クリス。アボット「世界を動かした21の演説」を読みました。

 

・もっともリベラルな社会でも、女性は家庭内暴力や性的嫌がらせ、レイプの危険にさらされている。多くの女性が自分自身の生き方と身体を自分のものとして自己決定する権利を否定されている。(バーンカスト)

 

・テキサス州の死刑囚の最後の言葉はウェブサイトで公開されている。

 

→死刑とは何かを考える機会には間違いなくなりますね。

 

・ソルジェーチェンは、「西洋型の生活様式が第一のモデルになる可能性は、益々低くなる」と言った。

 

・西洋が西洋以外の世界の神髄を理解せず、すべて西洋の物差しで測る。(ソルジェニーツェン)

 

・キッシンジャー曰く、「ある国がその国民の無責任さのために共産化するのを黙って見過ごすことはできない。この問題はチリの有権者だけに決めさせるには重大すぎる」

 

→米国の外交の神髄ですね。この言葉を論評することは、とりあえずはやめておきますが、戦後の国際政治を形作ってきたのですね。

 

ある考え、あるスピーチの世界史での影響は相当大きいと思います。