すべてダルフール化するスーダン | リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

Economist誌(1月12-18日号)にスーダン情勢悪化についての記事が掲載されています。

 

タイトルは、We are all Darfur。

 

スーダン政府によって弾圧されているダルフール紛争にかけたEconomistらしい皮肉です。

 

南スーダンの独立後もスーダンでは強権的なバシール大統領が民衆を弾圧しています。バシール大統領は1989年から政権を掌握。長きにわたり民衆を弾圧して、周辺国にも脅威を与えているのです。

 

サウジアラビアやUAEなどがバシール政権を支援していることで延命に手を貸していますが、そろそろ限界ではないかとの指摘も。

 

私は1992年くらいにスーダンに入ったことがあります。治安はそんなに悪くはなかったですが、街の貧しさ、難民キャンプの悲惨な状況が記憶に残っています。

 

今後もフォローしていきたいと思います。