たまには風景画家ターナーについて考える | リベラルアーツの精進と実践の日記

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神戸市立博物館で開催されている「ターナー展」に行きました。アップ


ターナーは18世紀末から19世紀にかけてのイギリスの風景画家。風景を本格的な絵画の題材にした第一人者です。


理髪師の父と精神疾患を持つ母の間院に生まれたターナーは画家としてはあまり恵まれた境遇ではありませんでした。


しかし、画家に弟子入りしてアカデミーの準会員になったあたりから才覚を発揮。


今回の展示では、帆の上にのぼって嵐の風景を心に焼き付けてその描写をしたという説明が大変に印象に残りました。


画家は心に焼き付けてそれを表現する。


そのためにどんなに危険なことでもする。


そんな思いを感じた展覧会でした。