会社員より組織の外と中の両方で働く時代 | リベラルアーツの精進と実践の日記

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通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

エミリー・マッチャ-著「ハウス・ワイフ2.0」(文芸春秋)を読みました。


ハーバード大学卒で主婦をしているマッチャー氏が会社に使われない新しい生き方を提示しています。


私が特に注目するのは、カッツ・ハーバード大学経済学部教授の以下の言葉。


これからの時代は、会社員よりも組織の中と外の両方で働くことができる職人が重視されるアップ


これは私の感覚、さらに言えば私自身が目指している方向とも合致します(わたしは手作り得意な職人ではありませんが)。


その私の考える理由は以下の通りです。


第一に、一つの組織で長く働くとどうしても視野が狭くなり、社内政治や出世競争に身をゆだねることになることです。


第二に、地産地消の環境にやさしい手作りが十飛ばれる時代になるからです。


第三に、雇用不安のため人との組織に属することがリスクであるからです。


雇用ではなく複数の組織から請負をするような個人がずぶとく生き残っていく時代になると思っています。