基本書~払い…穂先の通る位置は上を意識\(^o^) | 心を癒す清美な書芸術の追求・書道家 鈴木曉昇

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    書芸術を通じ、人の心を豊かにする事を目標に研鑽しております

今回の基本書は
払い』の書き方です。

ポイントはタイトル通り、

穂先の通る位置は上が基本

です\(^o^)

それでは、動画も使いながら説明していきます。


1.左払い
 
 まずは、動画を見てみましょう!



  左払いは短いものから長いものまで、
  斜めに払うものや、最初は下に途中から斜めに
  なるものなど様々です。

  しかし、穂先の通る位置は、下の写真にある通り、
  全て上になるのが基本です。

$心を癒す清美な書芸術の追求



2.右払い

 同様に動画を見てみましょう!



  右払いは、最初の入りは細く、そして
  徐々に太くなって、最後に払い出します。
  ポイントは、
  ①穂先は上にあること、
  ②最後の払いは、角度を横に変えるイメージで
   穂先に向かって徐々に筆を上げていく

  だと思われます。

  穂先の通る位置を下の写真で確認しましょう☆

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  応用で「 しんにょう 」も書いてますが、
  しんにょうは、最後の長い払いの部分の
  入りで毛を逆に突き
  (=逆筆(ぎゃくひつ)といいます)、
  筆の弾力を使って書くと、最後の払いが綺麗にまとまります☆


3.応用~美を書く

 最後に応用で美を書いてみます。
 2画目の短い左払いと、最後の大の長めの左払い、右払い
 を意識してご覧ください。


 
 動画で書いた美は以下になります☆

$心を癒す清美な書芸術の追求



以上見てきましたが、特に左払いの長短のコントロールは
一朝一夕には上達しないので、何度も練習することをお勧めします☆


おまけ動画です☆
ご覧になって頂いた方のお礼として
「希望」の書を送ります_(_^_)_

上手くいかないときや、辛いときは…
希望の光が見えてくるときがくるはず
と自分で言い聞かせています☆
そんな思いをイメージして書いてます♪



最後まで読んでいただいた方有難うございます☆
参考にして頂ければ幸いです_(_^_)_