路線バスは乗るのより降りるのが難しい | 行政書士開業しました

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これまでは会社員として地域の皆様のために働いてきましたが、これからは行政書士として個人として地域の皆様のお役立ちができればと思っています。

アルブロックのバスターミナルで、アメリカンサイズのハンバーガーの朝食を済ませた我々は、本日宿泊予定のホテルへ向けて、バスの旅の再開です。

もともと、アマゾンを目的に旅行に来た我々は、ポケットWifiは持っていません。ましてや、たった1泊2日しか滞在しないパナマのために、パナマ用のポケットWifiを長期間借りるという考えは全くありませんでした。そのため、ここでは、U-berを呼ぶことはできません。

なお。本日宿泊予定のホテルは、窓からパナマ運河が見える、ホリデーイン・パナマ・キャナルにしました。パナマ運河にある3つの閘門(閘門については次回のブログで説明します)の内、最もパナマシティに近い、ミラ・フローレンス閘門の近くにあるホテルです。

下の写真がホリデーイン・パナマ・キャネルです。

乗るバスは迷いません、ミラ・フローレンス行のバスに乗れば、パナマ運河と平行に走る道を行くだけなので、迷うことはありません。

パナマの公用語はスペイン語とのことですが、ここ、パナマ運河周辺に限っては、英語で十分通じます。バスターミナルで、「パナマ運河を見たい、ミラ・フローレンス行きに乗りたい」と英語で言えば、バス乗り場の場所は教えてもらえ、無事バスに乗ることは出来ました。

下の写真が、ミラ・フローレンス行のバスです。

バスの料金は空港からと同額の0.25$です。バスカードのチャージは残っているはずですが、実際に残っているか、少し心配でしたが、ちゃんと残っていて無事乗れました。

でも、これからが問題です。どこで降りたらいいのかわからないという点です。

一番の救いは、バスがミラ・フローレンス行のため、仮に終点まで乗っても、そんなにホテルからは遠くは、無いのではないかと予想されることです。そして、もし終点まで行ってしまったら、ホテルへ行く前に、運河を見るという選択肢もあります。

バスに乗った後は、グーグルマップを開いて、自分の現在地を見てホテルとの位置関係を確認します。

ところで、みなさんご存じですか?携帯の電波が受信できなくても、GPSの電波はキャッチできるので、グーグルマップ上に自分の位置は表示することができるのです。だから、バスに乗っている自分の位置が大体わかるのです。携帯の設定方法は、機内モードでWifi-ONです。パスワーがあったりしてWifi電波は受信できなくても、GPSの電波はパスワードの設定がないので携帯がGPS電波をできる、とのことでした。

果たして、地図上の自分の位置がちゃんと動きます。これなら、大丈夫と思ったのもつかの間、失敗してしまいました。グーグールマップが動きません。そうなんです、グーグルマップの受信のためにはWifi電波が必要です。後日、日本帰国後に調べてみると、グーグルマップは事前にダウンロードすべし、とのコメントが記載されていました、あー失敗、後の祭りです。もうこれは、バスの車窓からホテルを見つけ、降車ボタンを押すしかありません。こういう時に限って、渋滞も無く道に信号も無く、バスはスイスイ進んでいきます。もう車窓を楽しむどころではありません。

それでも、ラッキーにも車窓からホリディインパナマらしい建物が見えたので、慌てて、降車ボタンをおしました。でも、バスは全く止まる気配がありません、次のバス停まで行ったのです。日本に帰ってから地図をみると、下記のような位置関係です。

パナマシティは、右下の方向になります。道路852号線に沿って北上し、ホリディ・イン・パナマは、地図の右下にあり、ホテルのすぐ南には、バス停があります。私の降車ボタンを押すのが遅れて、ここでは降りることが出来ず、次のバス停までいきました。地図上で1kmほどになり、この距離を戻ることとなりました。われわれは、852号線から1本中に入った、ビセンテ・ボニージャ通りを、大きな荷物を引きづって、とぼとぼと歩いて、ホテルへ向かったのでした。

ただ、このあたりの街は、アメリカのカリフォルニアのような街で、歩いていて危険は感じませんでした。

街の雰囲気は下のような写真の通りです。

 

そしてこの道をトボトボ歩いていると、何と、ウーバーの運転手さんが我々のそばにとまり、「ホリディ・インへ行くのか?ただでいいから、車で送ってあげる」と言ってくれました。おそらく、パナマ運河までお客さんを運んだ後の帰りではないかと思います。この時は、この運転手さんを、危ないかもしれない、と考えることも無く、言葉に甘え、ホテルまで送っていただき、気持ちだけといって、数ドル支払いました。

 ホテルのロビーへ行くと、パナマ運河の通過予定時刻が書いてあり、まだ少し時間がありました。嬉しいことに、部屋は既に使える状態になっており、直ぐチェックイン可能ということだったので、さっそく部屋を使わせてもらい、シャワーを浴び、少し眠ることにしました。

歩き疲れ、気疲れがあり、少し横になれたのは、とても良かったです。

ひと眠りしたら、パナマ運河を見に行きます。目覚まし時計はちゃんとセットしました。