夜中の3時53分にブラジルのマナウスを離陸したコパ140便はパナマ空港に早朝6時38分に到着です。パナマへの入国は、あんなに苦労した黄熱病の予防接種済みのイエローカードを確認されることなく、何事も無いかのように入国できました。
空港からはパナマシティの市街地に向かいます。通常であれば、移動に路線バスを使うことはなく、タクシー又はせいぜい地下鉄なのですが、今回に限っては、前回のブログで記載したようにコロンの街から帰る手段がバスしか無かったので、パナマの路線バスに乗る方法をいろいろ調べました、そのため空港から市街地までの移動も、バスで何の問題もないと考えてしまいました。これが、失敗だったのです![]()
パナマのバスは現金では乗れません、事前に写真のようなバス
地下鉄共通カードの購入が必要です。
このカードに事前にチャージをしておき、ここから料金を引き落とすのです。このカードは、地下鉄の駅で販売しており、以前は空港では販売していなかったため、初めてパナマへ来た人はバスに乗ることは出来なかったようですが、最近は空港の売店で販売するようになったとのことです。今回、私は空港の売店で購入しました。確かな記憶ではないのですが、カードには5$程度チャージされていたような気がします。
カードが買えましたので、次はバス乗り場探しです。バスは終点の「PANAMA CITY」まで行きますので、日本同様、バスの正面の上部に、行先表示がありますので、難しくはありません。バスターミナルで、キョロキョロしながら「PANAMA CITY」行きバスを探していました。すると、現地の人っぽい、親切なおじさんがやってきて、「PANAMA CITY? OK. Come here」と声をかけてくれました。付いて行くと、PANAMA CITY と行先表示が書いてあるバスです。そのおじさんは、バスに乗り、我々も後について、バスに乗り込みました。そのバスには、次から次から現地の人のようなお客さんが乗ってきます。我々のようなスーツケースを持った旅行者は乗ってきません。
そして、バスは発車しました。
そうなんです、確かにこのバスはパナマシティには行きますが、高速道路ではなく、一般道を走るバスだったのです。
私が乗る予定をしていたのは、高速道路を走る特急バス、所要時間は45分で、料金は0.75$です、一方我々が乗ってしまった一般道を走るバスは、料金は0.25$ですが、所要時間は90分です。
ちなみに、上の写真が一般道路を走るバス、下の写真が高速道路を走るバスです。
1泊2日の短いパナマ滞在ですので、時間は大切です、やらかしてしまった、という感じです。
ちなみに、空港からパナマシティーまで、ウーバータクシーの料金を後で調べてみたら、15$程度でした。素直にこれを使えばよかった、との後悔です。
とにかく、渋滞のパナマシティを見学しつつ、90分以上をついやし、ようやく、パナマシテイにあるバスの終点、アルブロックというバスターミナルに到着しました。
しかし、ホテルはここではありません、パナマ運河の近くで窓からパナマ運河を見ることが出来る、ホリディ、イン、パナマ、キャネルを予約したのです。従って、ここからまた、バスに乗る必要があるのです。
アルブロックのバスターミナルは大きなショッピングセンターとなっており、フードコートも充実していました。もう既に朝の9時を過ぎていたので、フードコートで、ハンバーガーとコーヒーで朝食を取り、一休みすることとしました。
上の写真がフードコートです。
まだ、バスの旅は続きますが、そこは、次回とさせていただきます。
もし、ウーバー乗っていれば、間違いなく今頃は、パナマ運河を見ていたでしょうね。


