パナマの2番目の目的とは | 行政書士開業しました

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これまでは会社員として地域の皆様のために働いてきましたが、これからは行政書士として個人として地域の皆様のお役立ちができればと思っています。

さていよいよ、パナマ到着です。1泊2日のパナマ滞在で、最大の目的は、運河を見ることですが、2番目の目的、それが、前回のブログ(すごく間隔があいてしまいましたが)に書いた失敗に繋がったのですが、それは、パナマ鉄道に乗ることでした。

以下少し、パナマ鉄道の説明になります。

パナマ鉄道はパナマ運河に並行して走る鉄道で、太平洋側のパナマシティから大西洋側のコロンを結ぶ約77kmの世界で最も距離が短い大陸横断鉄道で、所要時間はおよそ1時間で、駅も始発と終点の2か所しかない鉄道です。また、鉄道の目的はもっぱら貨物輸送であり、人は朝パナマシティを出発して、夕方にコロンからパナマシティに帰ってくる往復1回しか客車はありません。

我々は、2日目の夕方にはパナマを出発する予定をしているので、帰りにパナマ鉄道を使うことはできず、バスまたはタクシーで帰る必要があります。そこで問題となるのが、コロンという街の治安です。大西洋のカリブの海賊みたいな人が、物流の拠点であるコロンに集まっており、中米で最も危険な都市とのことで、駅の改札口を出たらすぐにタクシーに乗るべき、街をぶらぶら歩くなんてもってのほか、バス停までも歩かない方が良い。といった情報がいろんな所に書いてあります。ただ、歩くなと言われても、タクシーはタクシーで、言葉が喋れない我々にとっては、十分恐ろしく、ポケットWifiを持っていない我々にウーバーは期待できません。

 こんな状況の我々にとって、このコロンの危険を回避する方法が1つありました。それは、パナマ鉄道を現地のツアーで行くことでした。コロンの駅に着いて改札を出たらすぐツアー会社のバスに乗り込む、これなら安全です。問題はツアー料金です。2人で78,200円でした。パナマ鉄道の運賃が40$、帰りのバス代が高く見積もっても10$、自力で行けば、2人で往復100$、15,000円もあれば、行けるところを、5倍近い料金を払うのは、非常に抵抗がありました。それで、パナマのバスの乗り方を勉強して、バス停の位置をグーグルマップのストリートビューで調べ、鉄道の改札口からバス停までの様子を調べました。ただ、バスの本数や出発時刻を調べることは出来ず、バス停で長時間持つことになった場合のリスクを考え、妻の強い希望もあり、自力は断念し、ツアーで行くことにして、78,200円のツアーを申し込みました。そして、この時に学習したバスの乗り方を披露したくて、パナマ空港到着時に、バスに乗って失敗をしてしまったのでした。それについては、次回とさせていただきます。

なお、清水の舞台から飛び降りた気持ちで申し込んだツアーでしたが、1週間後ぐらいに、パナマ鉄道側が乗客を乗せなくなったため、ツアーを中止する旨の連絡があり、結局パナマ鉄道には乗れませんでした。非常に残念です。ちなみに、今日、2024年3月17日現在でも、パナマ鉄道に乗客は乗せていないようでした。

以下の写真は、貨物駅での列車の様子と、パナマシテイ駅の乗客用のプラットフォームと列車内の様子です。

 

車内は豪華ですね。