マナウス空港からパナマへ | 行政書士開業しました

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これまでは会社員として地域の皆様のために働いてきましたが、これからは行政書士として個人として地域の皆様のお役立ちができればと思っています。

マナウス空港に行いたのは、午後8時45分。飛行機は翌日の午前3時35分ですので、まだまだ出発まで時間はあります。何故、こんなに詳細な時間がわかるのかというと、Uberのおかげです。Uberには乗車履歴がすべて残っており、乗降時間とルートおよび金額の記録が残ります。ちなみにこの時は、市街地から空港までおよそ15kmで、所要時間23分、料金は30レアル(=900円)でした。やはり、観光地でのUberは安いですね。(ただし、今後日本に導入された場合、過疎地でのUberの値段は現行より高くなる可能性もありますので、ご注意を。自由化で高くなった電気料金と同じです)

マナウス空港でまずおこなったのは着替えです。明日は朝の6時20分にパナマに着き、そのまま観光の予定ですので、着替えることは出来ません。そのため、この待ち時間を使って、1人がトイレで着替えて、その間もう1人が荷物の見張りです。遅い時間帯なので、空港もそれほど混んでいないので、良かったです。なお、空港は下の写真でわかるように中央部分が吹き抜けになっており、自然を感じさせてくれる空港でした。合わせて、この時、夕食の時、山のようについてきたポテトを、缶ビールとともに、食べていたことを、付け加えておきます。

 

着替えの後は、まずはスーツケースを預けたかったので、搭乗予定のゴル航空のチェックインカウンターに行きました。

ですが、まだまだ出発まで、時間があるので、カウンターに、人がいません。でも、自動チェックイン機はあるので、チェックインだけ済ませようとしたのですが、それもできません。この時、もし私だけがチェックインが出来ないのであれば、きっと慌てたでしょうが、私以外の他の乗客もチェックインできない様子でしたので、ちょっと安心してしまいました。システム的にまだ受付できる状態になっていないんだと思い込み、特段の対応することもなく、様子を窺っていたのでした。

 夜の11時頃になり、ようやくゴル航空のカウンターが開きました。

 

ちなみにゴル航空について、少しだけ紹介させていただきますと。ブラジルで最初の格安旅行会社で、旅券の販売はインターネットのみで販売店は無し、飛行機は100機程度保有しているけど全てボーイング737、これにより、設備代、修繕費、訓練費、パイロットのシフト勤務代などのコストダウンンを図っている会社とのことでした。その割に、今回のチケット代金、マナウスーパナマ間3時間45分の乗車で88,270円、マナウスーサンパウロ間はLATAM航空で、3時間55分乗車して34,660円でした。チケットを購入した時は、ゴル航空が、LCCという認識は全くありませんでした。

ゴル航空のカウンターが開いたので、もうそろそろチェックイン出来るのではと思い自動チェックインを試みてもやはりできません、しょうがないので、荷物のタグを発券できないまま、カウンターに並びました。

順調な時は言葉が通じなくても、なんとなく相手がしゃべっることは予想でき、雰囲気で物事は進んでいくのですが、トラブルの時は、相手の言葉が予想できず、ちゃんと解決するのか、少し心配でした。

まずは、カウンターでEチケットの控え、下の写真(実際に見せたのは下の写真の英語版)を見せ、チックインできないと言いま

した。

 

すると。ゴル航空のカウンターの人は、「この飛行機はコードシェア便なので、コパ航空のカウンターへ行け」と言うのです。

なんのこっちゃ?

確かにE-チケットの便名の部分を見るとG36916と書いてあり、その下に薄い字で、コードシェアCM140と書いてあります。

コパ航空はパナマの航空会社のようです。また、コードシェア便とは日本語では共同運航とも言うようですが、実際には、飛行機の運航を共同で行っているわけではなく、チケットの販売の部分で共同していることが多いとのことで、要するに今回の飛行機はコパ航空が飛行機の運航会社で、ゴル航空はチケットを販売しただけという事のようです。

ということで、我々はコパ航空のチェックインカウンターに向かいました。マナウス空港は、比較的小さな飛行場ですので、簡単に移動できますが、ターミナルビルがAとかBとか移動が大変なケースも考えられます。コードシェア便には、みなさん、ご注意くださいね。

チェックインカウンターに着いてビックリ、長蛇の列。仕方がないので、列に並ぶのですが、全然前に進んでいかない。出発までは、まだまだ時間がありますので、遅れることは無いとは思いますが、相当時間列に並びました。そして、ようやく我々の順番です。まずは、黄熱病の予防接種済み証(通称イエローカード)の提示です。ブラジルからパナマに入国する場合にのみ必要な予防接種、接種に大変苦労したカードです。(ご興味のあるかたは、私のこのブログの、アマゾンへの出発前の準備時点の回に記載しておりますので、是非読んでみてください。)

 

この時、何故、列がなかなか前に進まないのかわかりました。現在、チェックインカウンターでパスポートを見せると、大部分の航空会社はパスポートを、スキャナーみたいに読み取らせていますので、パスポートが直ぐ帰ってきますが、このコパ航空、パスポートの内容を1人1人、打ち込んでいるのです、そりゃ時間かかるは。

パナマの航空会社、システム導入する資金が無いのかしら?

 

それでも、飛行機のシートはしっかりしており,また黒っぽい革みたいで、これまで私が乗った飛行機の中では、なかなかゴージャスな感じがしました。

システムより乗り心地に重きを置いている航空会社なのかもしれません。

そんなこんなで、無事パナマに到着しました。

到着して、また失敗してしまったのですが、それについては、次回とさせていただきます。