日曜の朝、むにゃむにゃしていたら、かみさんに叩き起こされた。
「○○さんが来てるよ、早く起きてきて!」
「むにゃむにゃ・・・だれって?」
「○○さん、△△さんからメールで話あったやろって」
「むにゃむにゃ・・・△△さんからメールなんて来てねーよ」
「えーから、はよ降りてこいや!」
去年から自治会の役員やらされていて、△△さんはそのメンバーなのだが、メールなんて来てないので、なんやろう○○さんって誰やろう・・・。
と、まだ頭ん中むにゃむにゃしながら外に出てビックリ!
最近ご無沙汰してたが、石友の○○さんだ。
ってことは・・・ああ!
△△さんは石友の△△さんやわ!
確かにメールで「○○さんが石やるって言っとるが要るか?」的なのが来てたわ!
突然だったし、助手席に奥方様が鎮座されてたし、あんまし引き留めても・・・と気兼ねして、そこそこ産地の説明してもらったが、あんまし喋れずに帰られてしまった・・・
あとから一人で中身をしっかり確認していて、なんじゃこりゃ、こんなんもらってええのんか?
って感じのがゴロゴロ入っとるやないか。
まあ、その辺りの詳細はオフレコとさせていただくが、
「あんたなら、売るなり分けるなり、ええようにするやろ」って言ってもらい、確かに売ったらなかなかの金額になるわい。
でも売りませんがな。
こういうのは、縁あった未来のマニア候補生たちに配っていくべきであろう。
(もちろん自分のコレクションの拡充が優先だが)
で、当たり障りのないあたりで、少しだけイベントチックに話題にさせてもらうと・・・
糸魚川シリーズが大量にあったので、無造作に分けて遊んでみた。
かなり直観的に、写真左側が多少なりともヒスイ輝石入りで、右側は残念ながら石英なんちゃら岩とかチャートとかだろうな、という感じ。
左側に置いたものでも、うーんどうだろう、と迷いはある。
いわゆる「ひすい」と呼べる定義は確か80%とかそれぐらいヒスイ輝石が含まれている必要があるので、そういう意味ではほとんどが「ひすい」とは言えないと思う。
ヒスイ輝石というのは、結晶の絡み方がかなり緻密で、ザラザラ感はなく、手に吸い付く感じがある。
光を通すとか、角ばっているとか、そんなに単純なものではない。
達人は舌で舐めて判定すると聞くが、そんなのは経験の数であるから、そういう人は元来、ものを舐めるタチなのかもしれない。
あたしはそういう習慣はないので、舌での判定は一生できないだろう。
要は、そういう吸い付く感じとか、掌に乗せたときに感じられる質量感(たぶん数値としては比重という形で視覚化されるもの)が無かったので、ハズレにした。
中には、やり直したらアタリチームに行くものもあるだろうが、あくまで直観でテキトーにやっただけなので、あまり追及もされたくはない。
どうせ聖地「フォッサマグナミュージアム」の職員による鑑定でも間違えるぐらいだから、まあええやろ。
要は。なんでもかんでも簡単に「ひすい」と呼びなさんなよ、って話。
今回、岐阜の洞戸鉱山モノも沢山いただいたが、もともと自採も含めて、杢助、梅保、杉原、阿部洞とそれぞれ大量に持ってるので、丁重に感謝しつつ、一緒くたに混ぜちゃった。
(とてもじゃないが、入手経路別になんか分類整理できません)
写真は杢助坑BOX
ゴロッと大きかったのをハンマーで叩いたら(もらったその日に叩くなよ・・・)、なんと金が出てきた。
ガーネット(グラシュラー)も割と大きいのが出てきたので叩いて吉だったね。
そして今回、地味に嬉しかったのが・・・
杢助アメジスト!
梅保のはいくつか持ってるが、杢助のは初なのでありがたい。
念の為だが、この産地のアメジストで自形結晶しているものは見たことがない。
(見たことがないだけで、あるのかもしれないが)
さて、さっきも書いたが、いただきものの詳細は伏せさせてもらいます。
そのうち、出所には触れずに、しれっと記事にしていきますわ。
あまりにマニアックな内容なので、多分たまたま来訪した人は、引いてるだろうな・・・。
《撮影》
OLYMPUS E-M5 mark3
OLYMPUS E-M10 mark3
iPhoneSE3のどれかっすよろしくですよー
m(_ _)m
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便利ですよー
(*'▽'*)