美濃隕石コーナー
明治42年に美濃地方に降り注いだ隕石雨の一つ。
30個近く回収されたうちの一つだそうだが、レプリカじゃないのは、博物館としてのメンツを保った。
隕石は大きく分けると「石隕石」「鉄隕石」「石鉄隕石」の3種類で、降ってきた隕石としては石隕石が圧倒的に多いはずだが、そんなに見つからないのは、それは・・・
ただの石だから、見分けがつかないのだ。
(´・ω・`)
でもさすがに近現代に降ったものは放っておかれないので、なんぼか回収できたということ。
回収された欠片には、それぞれ地名にちなんだ名がつけられており、中でも岐阜市北部の太郎丸に落ちたので「Taromaru」と名付けられたものが、私が玉扇太郎なので何となく親近感が湧く、というしょーもない話。
続いて上麻生礫岩コーナー
礫岩というのは、要するに瓦礫の寄せ集めのような岩石で、中にはお宝な瓦礫もあったりする。
矢印の先がお宝。
日本最古の岩石の礫。
微妙だよね。
片麻岩が日本最古級なのだが、その片麻岩にはさらに各種鉱物が入っているわけで、それらは日本最古の鉱物というわけではないだろう。
っていうか、どこ?
続いて化石コーナー。
化石はねー、ぼくはねー、ちょっと出来ない。
守備範囲外です、基本。
基本、というのは、要するに岩石・鉱物と化石の境界線がないから、グレーゾーンはカバーせざるを得ない。
貝化石からの方解石とか、黄鉄鉱化した貝とか、そもそもチャートや石灰岩なんかは、それぞれプランクトン、放散虫の死骸が積もって岩石となったわけで、微細な化石の堆積岩と言っても過言ではない。
また、わりと好きな亀甲石の類は、割ると(割らないけど)中から化石が出てきたりする。
亀甲石は大抵泥岩だから、化石出てきても当然と言えば当然。
さておなじみ(?)四方珊瑚。
たまに産地で落ちてる菊花石っぽいやつ。
多分、この化石じゃないかと。
参考までに、落ちてたやつを加工して磨いたもの。
もちろん、正式にはこれは菊花石ではないが、これはこれで面白いのだ。
続いてナポレオン石。
あるいは「時計石」なんて呼ぶ人間も・・・いるはずだが・・・もう絶滅危惧種?
お。
シカマイヤちゃん。
二枚貝説が有力だが・・・、エビデンスが・・・
説明プレートが何気に「謎の・・・二枚貝」ってなってて、謎だけど二枚貝は確定なんかい! ってツッコミ入れそうになる。
で、このウミユリ標本の・・・