岐阜県関市津保川転石
球状緑色岩
コングロマリットな味
採取
された。
本番。
津保川転石
花崗閃緑斑岩
平岩鉱山においては
石英脈と蛍石脈を孕む母岩
実際、当該標本においても
太い石英脈が見られる
川石というのは
天然タンブルされてしまい
岩石鉱物の特徴が
削り取られてしまうので
難解になりがち
なので同様の石を・・・
割ってみた
ガラス質の石英や
やや大きめの長石の斑晶が
多数観察できる
ところどころ
変質があるようにも見える
岩石というものは
一筋縄では行かないもので
様々なイベントが重なり
現在のサーフィス(様相)
つまり「みてくれ」を形成する
同一産地同一産状の法則は
鉱物のみならず
岩石にも広く当てはまる
逆に言えば
産地が異なれば
人間が
環境によって生き様が
変わってくるように
一つとして
同じサーフィスは形成されない
さて。
平岩、津保川の石も
ずいぶん長くだらだらと
やってしまったが
この辺りで一旦
終わりにしたいと思う。
最後に
宝探しをして遊ぼう
先程の割った断面が
チカチカするので
10倍ルーペで観察すると
おっ! 銀か!?
みたいな感じなのだが
実体顕微鏡で見直してみると
途端にテンションが下がる
何らかの金属鉱物ではあり
ちっ、ウンモかよ!
とか
ちっ、石英かよっ!
という最悪の自己嫌悪は
まぬがれたにせよ
失われたテンションは
帰ってこない
金とまでは行かなくても
銀ぐらい
たまには入っていてくれよ
というわけで
また
夢で逢いましょう。
《撮影》
ミラーレス
OLYMPUS E-M5 MarkIII
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
HP「鉱物でぶつぶつ.com」も
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m(_ _)m
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