【カメラ・レンズ】型落ち高倍率ズームのコスパ | 鉱物でぶつぶつ

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今更だが、昨夏に一眼デビューし
OLYMPUSのミラーレス
E-M10のmark3を使っている


幸い、レンズ沼に狂うこともなく
使用レンズは三本に落ち着いているが

なかでも、こいつ


M.ZUIKO DIGITAL
ED 14-150mm F4.0-5.6

本当に重宝しているが
実はこいつ
2010年6月発売の型落ちで
メーカー希望価格96800円(税込)
のところ
中古で20000円ちょいで手に入れた

マイクロフォーサーズ随一の
10.7倍という高倍率ズームレンズ

フルサイズ換算で
28mmから300mmまでを
一本でカバーするオバケレンズだ

絞りは開放4.0とやや暗いが
素人の写真レベルだから
ISOアゲでカバーできる

最短撮影距離は0.5mで
あんまり寄れないが
寄りたいニーズは狭くて
石を撮るときぐらいなので
そんな時は当然
マクロレンズと三脚の出番

つまりズームレンズの
カバーすべき範囲外ということ

中身のレンズは
11群15枚と、なかなかのもの

で、カタログ記載の現行モデルは
M.ZUIKO DIGITAL
ED 14-150mm F4.0-5.6 II


2015年に発売されているが
防塵・防滴になっているのが
羨ましいといえば羨ましいが
どうせ本体が
防塵・防滴じゃないので・・・

あとは
ゴーストやフレアを防ぐ
「ZEROコーティング」処理

まるで
「無コーティング」みたいな名で
やや違和感があるが
Zuiko Extra-low Reflection Optical
の略だそうだ

気になるお値段だが
なぜか希望価格が
現行モデルの方が安くて
89100円(税込)だが
実勢価格は35000円ほど

安いといえば安いが
15000円の差額で防塵・防滴と
ZEROコーティングが
手に入ると言われてもね

ともかく
14-42mmと45-150mmの
キットレンズ二本を売って
14-150mmのレンズを手に入れて
お釣りが来て
広域と中距離の付け替えの
面倒がなくなったので
まあ、かなり満足している


初めから、これつけて売ればいいのに。
(今年発売のE-M5 mark3は
そうやって売ってるね)


人間が見た感覚と近いのが
50mmだと言われるが
マイクロフォーサーズでは
25mmということになる

こんな感じ


もう少し下がれば
バイク全体が映るので
単焦点レンズなら
そうするしかないのだが
実は我が庭先は狭いので
これ以上下がれない

こんなとき手軽にササッと


14mm広角まで行けちゃうのが
ズームレンズのよいところ

単焦点だと90mmも定番だが
マイクロフォーサーズだと
45mmということになる


換算90mmの世界は
狙いが一目瞭然となる

もちろん
これより広域のレンズでも
自分が寄ればいいのだが
元々狭い画角であるという制約が
撮る側の気持ちを引き締める

そういった
それぞれの画角を
これ一本でできちゃうのが
すごいと思う

それに画角が変われば
背景も異なるのだ

例えば
エストレヤのミラーの背景に
クロスカブのミラーを入れる構図

14mm(換算28mm)だと、こうなる

F値22.0

F値22.0だと
背景がボケずに残り
ガチャガチャとうるさい

F値4.0

F値4.0だと背景がぼけるが
クロスカブのミラーも溶けてしまう


これを150mm(換算300mm)
でやると、こうなる

F値22.0

F値22.0だと、
ミラーのツーショット的になる

F値4.0

F値4.0だと
クロスカブのミラーは
ボケるが、その存在感は残る


このように
私のような素人でも
使い分けが堪能できる



最後に望遠側について


望遠150mm(換算300mm)だと
突如現れる
遠方のシャッターチャンスにも


驚異の破壊力で対応できるのだ


ホント、優れもののレンズっす!

 

《撮影》

 

ミラーレス

OLYMPUS E-M10 MarkIII


レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6


 

 

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