ハーキマーダイヤモンド | 鉱物でぶつぶつ

鉱物でぶつぶつ

岩石、鉱物、地質、バイク、鳥、撮り鉄、カメラ、ラジコン、多肉植物その他、気の向くまま。不定期で中長期的に居なくなりますが、そのうち復帰するので大丈夫です。いいね!は返せないので閉じてます。営利目的はスルーします。

ハーキマーダイヤモンド


ニューヨーク州ハーキマー産


一見、安山岩と見紛うが

よく見ると砂岩だとわかる



ただ

ドロマイトを含む

というのは

言われないとわからない



含む・・・と言っても

どれぐらい含むのか

試しに紫外線を当ててみる



うーむ。



綺麗だ・・・


としか言いようがないや



さて、ハーキマー産水晶は

俗に

ハーキマーダイヤ

などと言われるが

確かにまあ

綺麗な輝きではある



しかも
両錐になるので
まるでカットダイヤみたいな
見てくれでもある


ダイヤモンドは

輝きを最大限にするために

人工的にカットするわけだが

ハーキマーダイヤは

カットしなくても綺麗

というか

カットや研磨したら

意味がない



天然であることに重きを置いて

ダイヤモンド以上の価値がある

という人もいるが

愛すべき自己満足に

罪はない



さて

それはともかく

なぜここまで

ハーキマー水晶は綺麗なのか



まずは生成時の環境として

かなりの高温・高圧であった

ということで・・・



他所で書かれていることの

受け売りに継ぐ受け売りになるが

カーボンが形成され

余分な不純物を吸着したため

水晶自体は

クリアに生成され得た

のではないか・・・と。



で、カーボンの元は

ストロマトライトや

プランクトンなどの

炭化したものではないか、と。


 18世紀に発見された

と言うが

それは西洋側の考えであって

先住民族にとっては

昔から「あった」のであり

神的・霊的グッズとして

用いられていたのである


誰か偉い人の文章で

先住文明が唯一

西洋文明に負けていたのは

効率よく大量に人を殺す術だった

というようなことを

読んだことがある



HP「鉱物でぶつぶつ.com」も

よろしくですよー

m(_ _)m



《撮影》


ミラーレス

OLYMPUS E-M10 MarkIII


レンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro