ムカつく沸石◉

山口県長門市油谷川尻産の玄武岩でございます。

玄武岩の空隙には菱沸石、ギスモンド沸石がおわします。

油谷というところは行ったことはありませんが、地図で見ると、日本海にポンポンポンと三連に突き出た地形になっています。

そして驚いたのは、その半島は「むかつく半島」と読むらしいのです。

漢字で書くと「向津具」で、「向こう岸」的な意味であったと考えられているそうです。

それにしても、そこには学校もあれば、郵便局なども当然あるわけで、どれもこれも「向津具◯◯」ということになるので、「あれはムカつく小学校です」なんてセリフを想像すると、ちょっとやるせない気持ちになってしまいます。

半島北岸は、玄武岩台地の斜面に作られた棚田が点在する景観で、風光明媚なようですので、一度行ってみたいですね。

ポンポンポンと突き出た半島の「ポンポン」あたりには謎の「楊貴妃の里」というのがありまして、どうやら義経のジンギスカン伝説級のレジェンドスポットらしいです。

益々、行ってみたい。

まあ行かないでしょうけど。

晶洞を埋める沸石は、透明なのが菱沸石。

ここのはきれいなキューブになっていますね。

そして白い球状の粒はギスモンド沸石のようですが、今後新たにギスモンド沸石に出会う気がしないので、スルーします。

そう、素人鉱物マニアの極意。

マイナー鉱物に関わらない。

特に沸石は難しいのでムカつく・・・いや、何でもないです。

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よろしくですよ〜。

m(_ _)m