私的、危機(過去形) | この恋の行き先は。

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思いがけず婚外。思いつくまま

側から見たらどーでも良い話ではある


ラインで彼が私をからかうようなラリーをしていた


私は彼の調子に合わせてふざけていた



その時、友人(いつも娘自慢をしてくる)からラインが来た



そう、私は友人への返信を彼に誤爆してしまったのだ不安


「エロオヤジか!」



ぎゃーーーー


どうする?どうするよ


文脈的に、自分自身へのノリツッコミに見えなくもない


でも自分へなら「エロババアか!」が正解だ



因みに友人のラインは娘ちゃんとお出かけ中で


「暑くなると、女子が薄着になっていいねぇ」だった



オロオロしているうちに少し困惑したであろう彼から


スタンプのみが来た



もう仕方ない、変に取り繕えば深みにハマる‥


私もスタンプで返した



夜、考える


誤爆ひとつで、それまでのやり取りが突然不自然なものに見えてくる


リアルなただの友人に普通に送る「エロオヤジか!」は


私は通常なら彼には絶対に送らないだろう


彼はこの違和感をどう受け取っただろうか‥


いや、そもそも‥



そんな事を考えながら何とか眠りについた



翌朝、携帯を見て驚いた


彼からラインが来ていた(こんな事、普段無い)



まさかの、普通に「エロオヤジ」を払拭するかのような


とてもジェントルでロマンチックなラインだった



紳士な彼に凄く感謝したと同時に


もう誤爆は絶対にしない、と誓った



今回は奇跡的にいい方向に進んだけれど


この関係性で「違和感」はきっと本気で危機を迎える



彼がそのまま受け止めてくれて、良かった