☆打席でやって良い事と悪い事〈SeigyoOfficialBlog〉 | 松林正曉(SEIGYO)オフィシャルブログ

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プロドラマー/タレント/プロベースボールテクニカルコーディネーターとしてマルチに活動するSEIGYO-セイギョウこと松林正曉が音楽・野球・芸能などの分野をテーマにブログ配信していく。

セイギョウです!さて打席、バッターボックスで選手の皆さんは何を大切にしていますか?バッターが打席内でやるべき事とやってはならない事がある。意識しているでしょうか?打席でやって良い事とやってはならない事を記載します。

〈セイギョウテクニカルノートから〉
①打席内の地均しをして前の打者の体熱エネルギーを消すこと

さて、これを知って居ますか?知っている選手はかなりレベルの高い選手です。

先ず打席に入る前に深呼吸をしながら打席に入ります。先行、先頭打者も必要として自分の足場だけ作って下さい。さあゲームがスタートしたら前の打者の打ち終えたバッターボックスの土を均します。

この時足場を均して自分の体重を地面に乗せながら息を踵、つま先へと降ろしていきます。そしてアドレス。つまり構えに入りますが、これ、何でやっているのか?

①⇨(前の打者の熱を消し自己の体熱を地面に落とし入れる)

人間の身体は熱と電気があり、陸上において必ず体温と熱が地面に足を伝わり染み込んでいくのです。

当然、他人とは、違う熱量なら尚更に前の打者の熱と電気流を消す為に地均しをするんです。

自己のルーティンをそこで作る。

これはとても大切な事なんです。

意識して行なうと必ず自己ペースで打席をしっかり作れればルーティンも思うがままに行えるので実践して下さい。

②打席内でストライク、カウントをとられたりボールがワンバウンドしてボールチェンジする時は必ず一呼吸おく!またファールを打った時は必ず一度打席を外す。

②⇨これも投手のエネルギーに押されている負のエネルギーが、打席内に出来る。ですから打席を外して出ることで打席内の負のエネルギーはリセットされ消えます。

これは、力学の根本的な原理です。人間の身体は、電気でエネルギーは形成され、気によって物体、ボールやバットに伝わるからです。それらをしっかりと把握してプレーしている選手はどれくらいいるでしょう。

やっている人は一流には居ます。
敢えてお名前は出しませんが。

〈打席内でやってはならない事〉

①打席に急いで入り投手の投げるモーションを待って構え入る事

②打席内での素振り


①⇨さあこれは最悪ですね。もう構えた瞬間から投手に負けています。

審判に急かされても、出来るだけ歩くこと。呼吸を整えるよう努めて下さい。

②⇨打席に入って素振りをする選手!これも駄目です。必要なのは打席内のルーティンバット。下から上への振り子スイング、また上からフィールドに向けて前に出すプレスイングはルーティンで必要ですから、行うのは然りですが、よく打席内でフルスイングをする選手を見掛けます。先ずプロには居ませんが。

居ないのには意味がちゃんとあるのです。

打席内で素振りをすれば『気持ちが悪い』からです。ですから、振るよ。という選手が居たらしっかりとは打席内では振れない気持ちの悪いスイングをそれも空振りをしてしまう。目や記録にはならぬワンストライクを献上してしまう訳です。

自然、原理原則が力学の大切な条理なのです。

さあ、どうでしょう。これらはあらゆるスポーツに当てはまります。

相撲のシコやお清めの塩ふり。ボクシングや格闘技でのリングでの動作や時間、ゴルフの芝の温度とクラブを伝わる手からの熱量がボールに与える影響。風や水は気にしても自分の体温と向かい合うことなど、どれ位の選手が実践しているでしょうか。

身体は熱、エネルギーで出来ている。それを気で身体の外に出す。出すと言うより逃す、留めない事が大切なのです。

〔選手諸君の健闘を念じて〕
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SEIGYO.M #7