学校の図書室でのこと。
地獄の様子を描いた絵本。
子どもたちは、真剣に怖がっている。
「釜茹で地獄」
「血の海地獄」
「切り刻まれる地獄」などなど、
私が「一度死んでいるから、
死ぬことなく、
この苦しみは永遠に続くんだよ」と
言うと、真剣にビビッていた
あまりに怖がるから
「一生懸命生きていれば、
地獄にはいかないから大丈夫よ」と
伝えてみた。
「ねえ、神様と閻魔様は
どっちが強いの?」って。
頭を寄せあって、
数人の子どもたちと、
ヒソヒソと絵本を見ながら、
地獄談義はおもしろかったな。
愛しい子どもの世界。