今の活動では、近隣の
小学校の校長先生や副校長先生と
よくお会いする機会も多くて・・・
いろんな先生がいるなっていうのが
率直な感想かな。
やっぱり人間だもんね!
小学校の頃、自分の学年の先生以外
よくわからなかったし、
校長・教頭ってどんな人だかも知らないで
過ごしていたな~~って思ったの。
中学の頃はね、
校長先生の顔も全然覚えていないけど・・
教頭先生の顔だけはすごく覚えている・・
中学生の自分にとって、
すごい怖い存在だったんだよね~
体も大きくて、顔もすごい怖い。
鬼がわらみたいな顔・・・・
だから怖くて、あまり会いたくない先生だったの。
朝早くから学校にいて、
いつも廊下をモップがけしてるの・・・
挨拶してもにこりともしないし・・・
ただ、ただ、怖い・・・
話したこともないのにね、勝手に怖いって
思い込んでいたさ・・・
我が中学校新しくできた学校で、
川沿いの一本道を20分くらいかけて
通学していたんだけど、
まわりは畑だったり・・よく痴漢も
出たらしい・・・
部活を終えて帰るころは、冬なんて真っ暗だったし
一人で帰るなって学校からも注意されてたな~
それで、冬の部活が終わる帰り路・・・
その怖い教頭は毎日、自転車で
通り過ぎていく・・・
その頃の私の中には
「なんだか毎日自転車に乗って、
なにしているんだろう?
生徒が悪さしないか見張ってる?」って
ことくらいしか
考えがつかなかったんだよね~~~。
それがさ、ある日母が
「中学の教頭先生って、
毎日自転車でパトロールしてるんだってね」って
言ったの・・・
ええ~~~!!あの怖い先生が
子どものためにパトロール???
だから、毎日いたのか・・・
怖い先生=嫌な先生って
思っていた自分が恥ずかしかったな~
怖い先生が生徒のこと一番思ってくれてる
んだなって・・・思ってさ・・
それからすごく教頭のこと好きになったの。
朝早くからモップをかけている姿も
きっと一人ひとりの生徒の表情を
見ていたんだろうね~~~
母親に「毎日早く来て
楽しそうにしているんですよ」って
私のことを話したって聞いて・・・
そうだったんだ・・って思ったんだよね・・
今になればよくわかる・・・
子どもの頃・・・
友だちが一番の存在で、
直接かかわらない人などに
まったく関心すら持たなかったんだなって
今になって思える。
知らず知らずに守られている
こともまったく知らずにさ~~。
反抗したりしてね・・・
今の子供たちにとって
校長と教頭(副校長)って
どんな存在なんだろうな~~
ふと思いましたよ・・・
私と同じような感覚なのかしら?
なんだか中学時代の
懐かしい教頭の顔が思い浮かんで・・
なんともいえない、温かい気持ちになったんだ~
そうやって、子どもに思い出を残せる
先生は、やっぱりすごく良い先生なんだろうね~~