東京都立松原高校講演会「総合的な探求の時間 社会と人間」 | 地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

地球一蹴、ちゃりんこ世界一周の旅 ー Rio Cycling Around The Earth

2007年3月9日より 約9年をかけて157ヶ国155,502kmを走る。
I am traveling around the world, over 157 countries on a bicycle from 2007 to 2016.

★Around The World : 3,386 days    : 世界一周3,386日間  

☆160 countries : in Nagano, Japan.    : 160カ国目・現在地:日本 長野県  諏訪地方

★Total Distance 157,576 km                : 総走行距離:157,576km

 

【東京都立松原高校講演会「総合的な探求の時間 社会と人間」】

 



個人の自己中心的行動を“実績”と呼ぶためには、社会のために地域貢献して還元できたとき。

旅の産物は、人との出逢い。旅は出逢いの宝庫。

旅での出逢いは、どれもドラマティックであり、額縁にいれて大切な場所に保管する。

匂い、視点、味、音、触れる、なにかのタイミングでその大切な出逢いが蘇る。

2007年日本一周自転車旅で岩手県宮古に行った際、何人もの人の紹介を介して、木村専一さんに出逢った。

当時は我々は27歳。

一緒に今の自分を語り、これからの夢を語った。

 



あれから16年。

専さんは私のことを忘れずに、そのときの約束を果たしてくれた。

「小口さんをいつか自分の生徒の前で講演会をしてもらう」

約束は一方通行ではなく、相手がいて初めて成立する。

だからこそ、私は約束どおりに世界一周自転車冒険旅をし、かつ現在はその実績を元に社会貢献活動をしてなければならない。

「40歳代は、還元の時代」

書籍「果てまで走れ!」に記す。

文部科学省の定義する総合的な探求の時間:「変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしている」。

 

総合的な探求の時間の最大テーマは、「人や自然との繋がり」。

 



都市とローカルの子供たちの育ってきた環境や、現在の状況も違うことを痛感。

専さん達、先生方の現場での激務、責務を改めて感じた。

教育の難しさ、大変さは私の今回の講演会の内容でも反省すべき事を教えてもらった。

改めて、自分のやってきたことを社会に還元するために、
教育分野に取り組んでいきたいと思った。

 



今回の出逢いを繋いでくれた、風間さんご夫婦、中屋まちこちゃん、そして宮古ファミリーに感謝です。

悩み続けた自転車青年は、今も悩み続けながらも人生を楽しんでいます。

旅での出逢いの一つ一つを大切に、感謝を忘れてはならない。

世界中で私を拾ってくれた人たちに、改めて感謝しています。

まだまだこれからある、旅の産物の再会を楽しみに生きていきます。