麗しの男役、月城かなとに別れを。【追記あり】 | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

れいこさんのことはもはやさんざん書いたので、もはや書くこと残ってないと思っていたのですが…やっぱり、今日は最後の日だから。


れいこ姫のこと


私はずっと彼女を現役で一番の美人だと思ってきたし、それだけではなくて名前と響くように怜悧なひとだと感じてきました。

で、本日、東京大千秋楽の配信を改めて拝見し(大劇場のは観られなかったのでした)、彼女のメッセージの背景に流れる昔の彼女の映像を見て…。


今も本当に綺麗だけど、若い頃はまた違った美しさがあった。ずっと観てきたはずなのに。

昔の映像とかあまり見返さないのもあり、美人印象が次々上書きされていて気づかなかったけど…そのときそのときの年次ならではの、月の光に照らし出された花のような美しさに、あっと思った。

どきりとした、と言ってもよい。


瑞々しいフレッシュさから、いつしか「艶(えん、と読みたい)」が内面から浮き出てくるみたいな美しさに変貌しているれいこちゃん。

とびきりの美人は大人っぽく見えるのが常だけど、若い頃はやはり放つ光がストレートというか、今とは違う。そして今でも違う魅力…奥行きやコクがあると言えばいいのかな…を存分に湛えて、唯一無二に美しい…。

この人、真っ暗なところに置いといても一人で発光してるだろう。


これからどんな美しさを見せてくれるのだろうか。

(頼むから、突然消えたりしないでね)


「Shall we dance ?」新人公演で初めて意識した月城かなとが、こうして緑の袴でカサブランカ(ですよね?→カラーでした!)を抱えて銀橋を渡るのを、観ることになろうとは…いや、分かっていたことではあるのだけど。

宝塚を見続けるということは、この繰り返しなのではあるけれど。


また一人宝塚を、美しい人が去っていきました。


【追記】

花音痴の私、れいこさまのお花はカサブランカではなくカラーなのではという優しいご指摘があり、確かにそうでした!

謹んで訂正させていただきます。ほんとにまあ、最後までこんなとは😂


【さらなる追記】

気忙しい日々で、千秋楽配信のあとスカステのれいこ姫特別番組を見る始末💦

のぞみファンとしてはやはり「アル・カポネ」が、今の彼女にとってどんな作品なのかが気になるところでしたが…どうも、のぞみさんが日々突っ走っていって、周りの人たちついてくの大変だったらしい。いやはや、ごめんなさい😂

のぞみさんも組替かつ初東上でテンパってたんだと思いますわ。凄いテンションだったでしょうねあー恐ろしい…(笑)

でも、名優れいこちゃんから「役者として、側で見られたのはためになった」と言ってもらって、私も嬉しかったです。