【妄想】あまりしない人事話・月組のこれから | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

舞台鑑賞記録という初期設定なので、人事話までテリトリー広げるの、なんとなく回避してます。いちファンにわかることなんて限られてるし…。

考察…なんて自分にはできないなと思う。ただの推測というかおめでたい妄想でしかない。


という前提で、最近自分に湧いた感情を…と思います。

「宙組の天彩峰里さんが月組に異動」というニュースを聞いたとき、


「ああ、つぎはちなつさんなんだな」


と思いました。たいした根拠ありませんが。


彼女に関しては過去(2019年)こんな文を捧げています。



彼女はおそらく月組になくてはならない人…に、既になっていて、もはやこのまま退団というのはないのだと思う。男役芸もキャリア(主演経験など)も何も不足はない。現役では屈指の男役度の高さは、衆目の認めるところ。


天彩峰里さんはこれまたキャリア(私は実力もだと思うが)は充分…で、なのにというかだからというか、例の報道でも標的になっていた。そのせいかは知らないが次期娘①の座からも遠ざけられた。

が、彼女は宝塚が好きなのだろう、(一部の人たちが予想していた)退団の道を選ばずに、宙組生として在団しています。


鳳月さんが就任するときに唯一足りないのは「新鮮味」だと、私は思う。それを補えるのは月の既存娘役ではなく組替えしてきたひと。

以前はそれが彩みちるさん(彼女も経歴的には充分)なのかな、と思っていたが…。


…てなことが、瞬時に脳を駆け巡ったのです。

いままでの宝塚インプットが繋がって、そうなったのかな?でも今までもそんなのしょっちゅう間違えてるし、決め手なんてありません。


振りかえるに、私の最初の「宝塚人事ショック」は彩吹真央さんの2番手退団(発表はおそらく2009年)だと思います。が、その頃はビギナーもいいとこだったので、その示す意味よりも「た、大変なことが起こったのねー!」という印象が強烈でした。

いまでも携帯電話でその知らせを受け取った場所を覚えている…会社近くの果物屋さんの前でした(笑)。


そして同じ年(2009年)に、大空祐飛さんの宙組落下傘トップ就任発表。私、大好きでした。

この2回が接近していたので、私には「宝塚ショック、ときどきある」というのがデフォルト設定になっているのかもしれません、今思うと。


とはいえ、そのあとは2015年の北翔さんの落下傘かな。かなり間があいてるのも確かです。

人によってはこの後の珠城さん就任が「激震」なのでしょうが…まあ私は予想してたからな…美弥さんにはあまりにカード足りてなかった。北翔さん、珠城さんあたりは私もかなりスレていて、情報もたくさん得ていたし。


そんな(私の)「宝塚びっくり系譜」の中に置いたらば、鳳月さんの就任も充分あるだろうと思います。それを、改めて天彩さん異動で思った。


そう、私は「ちなつみねり」だと思ったのです。


だって、10数年で3~4回のことなんだもの。あって構わないでしょう、例外のないルールなんてない。

2人とも長期は予想されないし、何でしたら就任そのものが既におめでたくてファン涙、みたいな。

最近の劇団はファンの声もくみ取ってるし…ときに、必要以上に。


多くの人が知るここ何年かにおいてはなかったことかもしれないけど、宝塚には100年以上の歴史があるんだから、なんだってありなんだと私は思う。

序列がはっきりしたのだって、ここ数十年のこと。

これからだって変わると思います。時代は変わるのだから。「今」は「最新」なだけで「最善・最良」なんかじゃない。

いちいち「歴史を変えた」なんて言わず、もっと長い目で見たいなーと思う私なのでした。歴史には敬意を。


本日は月組千秋楽。お疲れさまでした。

何かのお知らせを心して待つしかないですね。