旅行の思い出 | everything turns green

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色んな温泉に入ってみたいと思って旅することが多いんだけど、若い頃は、少なくとも高校を卒業するまでは、プライベートで旅行をした記憶がほとんど無い。

 

まず、家族で旅行に行くことが無かった。墓参りに田舎の九州へ何度か行ったくらい。旅行にあまり興味も無いし、経済的余裕も無かったし。友達とも旅行には行かなかったなぁ。あとは学校行事で行った。それも小学校の修学旅行のみ。中学と高校はどちらも修学旅行に参加せず。

 

え? 旅行の何がいいの? わからん。

 

という感じ。

それが、高校卒業してから何度か家族と旅行に行ったっけ。それは経済的余裕が生じたからという理由が大きいだろう。それでも、やっぱり数えるほどしか行ってないと思う。その数少ない家族旅行の思い出は、今でも覚えている。

 

ひとつは北海道旅行。春頃の2泊3日ツアーだったかな。飛行機で新千歳に行って、あとはひたすらバス移動。1日目は美瑛から層雲峡、2日目は摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖と移動し、3日目は網走を回って女満別空港から帰阪した。バスガイドさんが面白い方で、バスの席が前方だったから結構イジられた記憶。層雲峡のホテルの温泉と、あかん遊久の里 鶴雅の温泉がとっても良かった。天気が良くなかった美瑛の丘。バスの車窓から見たセブンスターの木。大雪山黒岳スキー場から見た雄大な景色。途中立ち寄った牧場で食べたミルクソフトクリーム。霧のかかっていない摩周湖。硫黄臭い硫黄山。阿寒湖のマリモ。網走刑務所。20年以上前のことだけど、見たもの聞いたもののいくつかは、今でもよく覚えてる。

※写真は鶴雅公式HPより引用

 

わたらせ温泉のホテルささゆりには2度行った。あの広大な露天風呂。売店のソフトクリームがめちゃくちゃ旨かったな。

※写真は公式HPより引用

 

山中温泉にも行った。しかし泊まった宿の名前が思い出せない。20年以上前のことだし、写真も何も残ってないし。食事が良かったのと、庭園みたいなのに囲まれた露天風呂に入った記憶がある。

 

それから、福地温泉の旅館山水。当時はワイドビューひだで高山まで行って、そこからバスに乗って奥飛騨温泉郷へ。福地温泉は平湯温泉よりも少し奥地にある。冬に行ったから、八角形の木造露天風呂の板の通路に雪が積もってて足裏が凍えそうになったのを今でも覚えてる。それと、旅館で食べた飛騨牛の朴葉焼きが旨かった。

 

あと、高湯温泉の安達屋。当時は関西に住んでたから、飛行機で仙台に行って、そこから福島に電車移動。福島からバスで高湯温泉へ行った。高湯温泉のバス停を降りたら凄い硫黄臭がした。白い濁り湯に浸かったのは人生でこれが初めてだったと思う。

※写真は公式HPより引用

 

もう父親は亡くなったし、母親も足が悪く動けないから、今後家族旅行の思い出が増えることはない。だから、今となってはいい思い出。思い出が残せて良かった。