学習発表会に行ってきました(親視点) | ワンラン日記

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愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
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今日は小学校まで学習発表会に行ってきました。

書きたい内容が非常に多いので(←オマエハイツモソウダナ)親視点と塾講師視点での2回に分けて書いていきます。

 

2019年までは2学期の終盤に学芸会があった学校なんですよね。長男が1年の時に5,6年生の劇や歌の上手さに感心しました。長男が2年の時にはスイミーで主役をする機会に恵まれました。高学年になったらどんな姿を見られるだろうと楽しみにしていましたが翌年からのコロナ禍。20年~22年度は授業参観に縮小されて、今年度からリニューアルされて3学期に学習発表会という形になりました。

 

まずは3年生の次男の教室に向かいました。3年生のテーマは「未来の岩倉を考える」でした。

学年で18の班それぞれが「どうしたら岩倉が魅力ある街になるか?」の発表をします。発表の最後にその後設けられている時間で観大人たちとどのような話し合いをしたいかを話します。3つの教室で行われていたので6つの班の発表を実際に見ました。

 

・ホタルが飛ぶ街にする

・桜祭りのイルミネーションをもっと派手にして夜のイベントを充実させる

・図書館を新設してオシャレなカフェを併設する

・ゴミ拾いをスポーツ競技化してきれいな街づくりを目指す

・新しい市のキャラクターをどんどん増やす

・岩倉タワーを建て、その周辺で名古屋コーチンのベーコンを売る

 

こんな感じの発表でした。ホタルについては議題が決まってから地域の専門家の方に実際に話を聞く機会があったようでした。5,6人のメンバーがタブレットを片手にスライドに指し棒を当てながら発表していきました。この辺りの様子は以前のブログにも書いた通りです。

 

 

次男は岩倉タワー&ベーコンの班でした。「タワーの建設場所と形、ベーコンが売れる方法について話し合いたい」で発表が終わりました。他の保護者の方と彼らの近くに寄って会議が始まりました。高さをどうするか?どこに建てるか?すでに建っている店や家をつぶす必要は無いだろうか?何かキャラクターがいた方が良いのではないか?ベーコンはどういう商品が食べ歩きしやすいか…

 

その中で一宮タワーの高さが138mだとか、スカイツリーは634mだとか、世界一のタワーはドバイにあってその周辺は砂漠だとか、タワーの下の部分は空間になっていて店が入っている形態が多いとかそんな話になりました。

 

ある程度続いた所で話し合いはお開き。3年生でもあのような発表に全員が携われるのだなと感じました。

 

6年生の発表の体育館に移動しました。彼らは6年間で学んだことと、これからの将来の問題や展望、僕たちはどのように生きていくかという話の発表でした。長男はインフラの老朽化と世界人口が増える中で日本の人口が減り高齢化が進むことを危惧することを発表しました。また「副業」や「リスキリング」などの言葉が出てきたのが驚きでした。

 

その後は学年の合唱がありました。学芸会の消失でこのような発表の機会を見ることが減ってしまったんですよね。彼らが保育園児の頃は頻繁にありましたから少し寂しく感じていました。声変わりする子が少しいる時期特有の女子の声がより届く合唱でした。これが中学の後半になると男子パートが伸びてくるんですよね。ここは2,3年後の中学の合唱コンクールを楽しみにします。最後に親への感謝の手紙が渡されて体育館での観覧は終了でした。手紙はまだ読んでいませんね。今日の深夜にでもこそッと読みます。

 

その後の3時間目は子どもらの学校で今年度の後半から導入されている「自己調整タイム」が45分。長男と次男の教室は偶然となりなので、廊下から右目で長男、左目で次男の様子を観察していました。多くの子が算数の問題や漢字ドリルをする中で長男は図工の版画を彫刻刀で仕上げていました。次男は漢字ドリルと計算ドリルを順に行っていました。学校全体で「自己調整タイム」が行われている間は非常に静かな空気が流れていました。それぞれが異なることをしているのに静寂が保たれるのは、何回か進めてきた訓練の賜物でしょう。やがてチャイムがなって再び体育館に向かいました。12月以来の「小学校のこれからを考える会」に参加するためです。

 

 

どの学年も科目横断的な内容になっているのが目を惹きました。やや社会の要素が強いですがホタルの件では理科の学びもありますし、価格設定の話などで話が続いていた班は算数の要素もあります。6年生は手紙で国語、合唱で音楽ですからね。教科を横断している担任がいる小学校ならではの発表会でした。すべての子が動くので親としては満足度が高いと思われます。学力や技量の差が出にくい内容になっていると感じました。