ビリボーイ その1 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

テストの成績票や模試の結果を、普通の人の何百倍と見たことがあります。

とは言うものの、正真正銘のビリの順位を見たのは過去2回しかありません。

 

1回目は妹が高校生の時。

家に帰ると珍しく母とちょっとした言い合いになっています。

 

「さすがにこれはひどいんじゃないの?」

 

「これでもショウヘイ(仮名)には勝ったし!」

 

「え、じゃあショウヘイくんはビリなの?」

 

「そういうことになるね!」

 

この時に妹が持ち帰ってきたテスト個票は学年ブービー。

母が注意するのも仕方がない結果です。

ショウヘイはその頃、妹が付き合っていた相手でした。

 

数日後ショウヘイ君は家にやってきました。

わざわざ成績票を持って。確かにその中身はビリでした。

学年ビリと学年ブービーのカップル。

マンガの中にしか存在しないであろうバカップル(死語かな??)がそこにいました。

 

 

15年ほどの月日を経て、時は2017年3月21日に飛びます。

前日に問い合わせの電話がありました。高校生のお母様からでした。

 

「入塾の面談はお母様だけでも、お子様を含めた三者でもいいですよ。高校生なら三者が多いです」

 

「そうですよね。でも面談はまず私だけでお願いしたいのですが」

 

翌日やって来たお母様は、学校の定期テストの結果や進研模試の結果を持ってきてくれました。

まず「驚かないでくださいね」と言い、カバンから取り出す手つきにも躊躇する様子がありました。

 

高校は近所の進学校。

私は「高校のレベルが高いので、それでも大丈夫ですよ」と明るい声でお伝えしました。

 

しかしながら中身の数字を見た途端、さすがに驚いてしまいました。

最も最近に受けた模試の合計欄において、学内の分母と順位が同じ数。

 

私の人生で2回目のビリの成績票でした。

 

本文と直接は関係ありません