今週は本当に数多くの生徒たちが修学旅行に野外学習に出掛けています。
昨日野外学習から帰ってきた子たちとは、午後からテスト勉強。
逆に6年生の子とは「修学旅行楽しんでおいでね」と、昨日に送り出しました。
そういった変則的な1週間なので、昨夜の最後の時間は珍しく高校生の授業に入りました。
高2のTくんと、高1のSさんです。
来週に期末テストが控えているので、その対策ですね。
2人とも部活をとても頑張っているので、夏場はテスト前に集中して来てもらっています。
野球部のTくんは2年生ながらベンチ入りを果たしました。
初戦がいきなりシード校との対決ですが、何とか食らいついてほしいものです。
バドミントン部のSさんも、「高校は上手な人ばかり」と話していました。
大学まで考えた時に、部活動の時間にはどうしても頭を悩ませますが、
2人とも競技では、日々試行錯誤して取り組んでいる様子が分かり、
「5科目ではない勉強」をしているのだと、プラスに捉えています。
Tくんから質問があったのは、数学Ⅱの図形と方程式。さらには式の証明でした。
特に不等式の証明が学校の授業だけでは理解し辛かったようで、
そこを重点的に演習を重ねてもらいました。
Sさんは確率で、PとCの使い分けに悩んでいました。
昨夜だけで全て解消したとは当然思えないものの、
問題数は想定以上に進めることができました。
2人の授業がまずまず順調に進んだのは、
それぞれの単元の理解に課題がありましたが、
そこを解消すればサッと計算できる力を持っていたことです。
TくんもSさんも中3の頃、計算のスピードが上位でした。
高校数学は中身が難しくなり、
計算の比重が下がるイメージを持つ人が多いかもしれませんが、
実は小学生以上に計算のスピードと正確性が重要になります。
1つに早くできることが問題数の担保につながります。
もう1つは計算間違いをすると、ただでさえ難解な問題を解くモチベーションが続きません。
中根先生ともよく
「数Ⅲの積分でこそ、計算力が試されるよな」と話をします。
彼は私よりも計算が早く、生徒たちにも一目置かれていますからね。
さて中学生は南部中・応時中のテストが終わり、次は岩倉中・千秋中の番です。
どの学年の数学も計算単元がほとんどですね。
途中式のアドバイス等をよく思い出して、どんどん取り組みましょう。
小学生は算数検定が近づいてきました。
最近計算の練習を少し多めにしています。
大問1の計算を正確にできるように練習を続けましょう!
【今日のW杯雑感】
アルゼンチン-クロアチアの試合は見ていないので、言及できないのですけれども、今朝の報道でのサンパオリ監督のコメントには目を疑う「チームがメッシに合ってない」この発言がアルゼンチンの現状を招いているのではないか?「チームにメッシが合ってない」こう言うべきだ。最終戦のナイジェリア戦に勝てばチャンスは50%は残っていると思う。その中で勝つ確率を最も上げたければ、メッシをベンチスタートにするべきなのでしょうが、世論が許さないだろう。ちなみに日本も決勝T進出を50%と見ている。1分1敗のアルゼンチンと、1勝の日本が同じ確率。これが強豪国と新興国の歴史の差だともいえるだろう。