今年度集団授業に入ってもらっているのは、中根先生と伊嶋先生です。
彼らの授業は私に比べて若々しいです(苦笑)
ずっと声を張って元気よく授業をする様子は、まさに「若い講師」ですね。
私はここ数年、年齢のせいもありますが、意図的に声の大きさを下げました。
ある程度ざわざわしている時に、こちらが負けじと大きい声を出すよりも、
小さな声で皆が集中しないと聞こえないくらいの声で話した方が、
子どもたちは「何を話しているのだろう?」と聞く姿勢ができることに気付いたからです。
改めて考えてみると、
「大切な話は小さな声でする」場面の方が、世の中には多いですね。
当然大きな声で説明や声掛けをすることもありますし、
後は意識的にすごく速く話したり、ゆっくり話したりすることもあります。
そうすることで生徒たちの受ける姿勢が一本調子にならないように心掛けています。
中根先生や伊嶋先生にも同じようにしてもらおうかというと、これは難しい問題です。
まだ若い二人には、一生懸命さが表に出ていた方が良いと判断しています。
昨日の大迫や原口のように、ハードワークをまず覚えてもらい、
それから老獪なテクニックを身に付けてもらった方が、
将来色々な引き出しをもった指導者になれると考えます。