中3生にとっての最後の定期テストの結果が全て出揃いました。
まずまずの結果ですが、突き抜けた感覚はありません。
やっぱりライバルたちも同じように努力を重ねているのでしょう。
中3生の中で、一人の生徒を紹介したいと思います。
Mさんは中2の10月初めに入塾してきました。
その少し前に以前教えていて、当時高校2年お兄さんが、下校途中に塾に寄ってくれました。
「うちの妹が塾に入る話になっているんで、近いうちに電話があるはずです。
めちゃくちゃヤバいですよ。少し前にも親に頼まれて勉強を教えました。
何も分かっていません。僕も褒められたものではないですけど、あんなバカじゃなかった」
これはこれは相当の成績で来るのかなあ。。と思っていた所、さっそくの電話。
直近の1学期の期末テストでは、208点、155番/250人。
ビックリする成績でもないですけども、確かになかなか大変そう。
全てが50点以下だったこともあり、得意教科も見つけにくい状況でした。
ただしMさんに救いがあったのは、きちんと授業を受けられる姿勢。
中学校でも姿勢と提出物はしっかりしているようで、
そのお蔭で3の内申を確保しているように見えました。
その後の彼女の点数と順位は次の通り。
250点→300点→313点→360点→358点→381点→376点→373点
130番→98番→84番→72番→84番→62番→78番→67番
平均点よりも5科合計で50点低かったのが、いつの間にか100点上回るようになりました。
入塾直後にグンと上がる生徒は、70%ぐらいいます。
次も上がる生徒はそのうちの半分くらいになります。
さらに次も上がる生徒は半分くらいになり、一部は少し下げてしまいます。
彼女が立派なのは、1年半もの間ずっと右肩上がりだったことです。
長い間に向上させた能力は、そう簡単に崩れないものになっています。
内申点もいつの間にやら入塾時よりも6つも上がりました。
入塾時に話をした「行きたい高校を複数から選べる状況」になりました。
そういった生徒とまた今年も出会いたいと考える2017年1月です。