昨日に引き続き、保護者懇談での一場面を。
さっぱりした口調のGくんのお母様は、挨拶後にこう切り出されました。
「模試の結果を今か今かと待っていました」
彼は9月に中3最後の生徒で入塾した為、
今までに受けた模試は、11月の頭と今回返却する年末の2回です。
一回目の結果は「模試のような問題形式の経験値が足りていないなぁ」というものでした。
お母様にはそのことをお伝えして、「次の模試が本当の試金石になる」と話していたのです。
そんな経緯もあったからなのか、
年末に受けて帰宅した際に、
お母様は早速「模試を受けた感じはどうだった?」と話をされたそうです。
本人の返答は「国語が、、特に記述が書けなかった。。」
確かに今回の結果で物足らないのは国語で、
70文字程度で書く問題は、途中で諦めたような回答になっていました。
そこからのお母様の行動に驚きました。
「だから私もその国語の問題を実際に全部解いてみたんです。
思ったよりも『簡単』でした。長文だって、設問に何段落をまとめろとか、
『○○』『□▲』などの言葉を使用するとか、お膳立てがされていますよね。
ですからその段落の大切な所を、当たり前の日本語でつなげばいいですよね!」
おっしゃる通りですし、(それができなくて悩む受験生も多いのですが)
何よりも「実際に解いてみる」というバイタリティーに感動しました。
そんなお母様が支えているG君。第一志望は当落線上です。
何とかもう1段階実力を上げて、私立入試、そして公立へと挑んでほしいものです。