保護者懇談で印象に残ったシーン その1 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

現在中3生の保護者様と、公立受験校決定前の進路面談を行っています。

 

そのような中で特に印象に残ったお話を。

 

K君は、お兄さんも中3の1年間、面倒を見させて頂き、

1年ブランクがあって、彼を中2の時から見ています。

基本的にK君のお母様が「褒める、よくやっている」というスタンスで、

話をされたことは今までに一度も無かったはずです。

「もう少しきちんとできるはず。」「あきらめがはやすぎる」

「勉強を始めたと思ったらあっという間にスマホに。。」

こういった話を会うたびにされていました。

 

それが今回は、

「遅いことは承知していますが、正月くらいからよく頑張っていると思います

 スキマ時間も勉強していますし、私が仕事で帰りが遅くなった時も

 兄に確認すると、『勉強してからメシ食って塾言ったよ』と教えてくれます

 やっとエンジンがかかってくれました!」

 

私も用意してあった全県模試の結果をお母様に見せます。

結果は今までで最高の偏差値。

志望校が無理のレベルから勝負できる所まで上げてきた結果です。

私も

「まだ100点とは言えませんが、90点くらいの取り組みはできています。

 結果も伴ってきているので、またこれを頑張る糧にしてほしいですね」

 

こういった感じで始まったので、和やかな雰囲気で面談は進みました。

最後に私から

「お兄さんの時も含めて、このように机を挟んでお話するのは

 多分最後になると思います。今までどうもありがとうございました」

そうするとお母様から

「勿論、合格はしてほしいですけど、それよりも何よりも息子2人が

 『先生と出会えた』ということが、最高の財産です。ありがとうございます。」

 

この後、面談が終わり少し目に涙が溜まりました。

決して順風満帆に成績を上げてきたわけでもないのに、

ここまで言ってもらえたことに恐縮と喜びを感じました。