生徒さんは、記憶系教科(主に社会や理科)を勉強する時にどうしていますか?
こちらの図を見てください。
これは人間がどう物事を忘れていくかを表した図です。
記憶系教科が苦手だという人に共通して言える事は、“あまり復習をしない”という点です。人間の脳はよくスポンジや穴のあいたバケツに例えられるように、復習しないと忘れていってしまいます。
手順は極めて単純で簡単です。
問題集、最初はただオレンジ(赤)のペンで答えを写す!
抵抗があるかもしれませんが、最初は解こうとするのではなく、ただ書き写すだけでいいのです。
取っ掛かりは作業でいいのです。ただし、そこにかける時間を復習に回す方がいいという事です。
『いつ見返すか、復習するか』をしっかり決めておく。
定期的に復習することこそ、記憶系教科を学習するうえで最も大事なことです。
なので『何度もやる』を実践するために、しっかりと復習の予定は立てておくことがベターです。
この事自体は恐らく多くの人がやった事はあると思います。
しかし上の図で分かる通り、“定期的に”行う事こそ必要なのです。
思考錯誤しながら一問一問丁寧に問題集に取り掛かっている生徒さんも多いと思いますが、こと記憶系の教科においては、≪じっくりやる≫より≪何度もやる≫ほうが有効です。
1回復習したら終わりではなく、定期的に復習をすることで長期記憶にしていきましょう!