うそやんと思った流れ【放課後デイ探し④】 | 一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

一人息子は会話のできない自閉症~ときどき不妊治療~

いや、まだ一人息子と決まったわけじゃないけど。息子6歳。一往復の簡単なコミュニケーションはできます。会話できませんがエコラリアは天下一品。障害児育児と不妊治療の愚痴を綴った本音ブログ。

 

 

 

 

 

以前児発を利用したときの経験から、相談員なんて制度として存在するだけのものだから

 

何かを期待してるわけでもないし

 

よっぽど変な人じゃなければ誰でもいいと思っていました。

 

だから初対面の日に、市が紹介してくれた相談員とあっさり契約するつもりでいました。

 

 

しかし、相手の相談員(男性)から

「一度自分と会って、ご主人と相談して夫婦で納得してから契約してほしい」という申し出ありました。

 

 

めんどくさ。と思っちゃいました。

 

何回も事務所に通わなあかんやん〜

 

 

そして、初対面の日。息子も同伴です。

 

 

約束の5分前に事務所につきましたが、なんと駐車場でその相談員さんが待っていてくれたのです!

 

 

事務所がマンションの一室でわかりにくいかと案じてくれたのでしょうか。

そのホスピタリティに驚きました。

 

 

そして息子にも明るく積極的に話しかけてくれます。

 

 

事務所に入るなり、いつもなら場所見知りして「カエリタイ」の連呼の息子が

 

相談員さんに対して安心感をもったのか

置いてあるおもちゃやカレンダーなどに興味をもって大人しくしていました。

 

 

担当の相談員さんの他に、おとなしそうな男性スタッフもいました。

 

 

相談員さんは若いのに(40代半ば〜アラフィフ?)介護・福祉業界歴30年近いそうで(定年退職している同期も多いらしい)

かなりベテランな感じを受けました。

 

 

質問に答える時以外、こちらから口を挟む間もないくらいマシンガントークの人ではありましたが

1時間の面会で、この人に是非お願いしたいと思いました。

 

 

その理由は

 

①この人のお子さん2人も高機能自閉症だからか、息子の扱いに慣れている

 

②息子がどういう発達レベルで、今後どういうサポートをしたらいいかの意見が私と一緒

 

③この近辺にある数多い事業所の内情をよく知っている

 

④利用者のニーズに合った事業所を紹介してくれる(普通はクレームになると面倒だから利用者任せの人も多い)

 

 

⑤利用者のニーズを理解してくれて、こちらから言わなくても「こうしときましょか」と先回りして提案してくれる

 

 

いや、すばらしい。

 

 

こんな相談員さんもいるんだ。

 

 

私が求めていたのはまさにこういう人。

 

 

特に④の

「2つ事業所を利用したいがもう一つの事業所がみつからない」と言うと

息子に合ったオススメの事業所を教えてくれました。

(私がリストに沿って調べていたとき、ホームページがなかったので「やる気のない事業所」と決めつけて候補から外したやつ)

 

 

そして、将来的に2つの事業所を併用するであろうから

週5利用で申請しておきますね〜と先回りの提案力。

 

 

もう、前の県で出会った相談員とは雲泥の差。

 

 

息子が中学生になるまで放課後デイを利用しようと思っているので

相談員さんとは長いお付き合いになります。

 

 

こんなに能力の高くて安心できる相談員さんがいるとは!

 

 

今日は契約できずに、一旦帰らないといけないけど

この人紹介してもらってよかった〜と思って帰ろうとしたときです。

 

まさかのことが。

 

 

うそやん

 

もう帰る間際の話。

 

その事務所はもう一人のおとなしそうなスタッフが運営している運動療育もやってるんです〜と

部屋の中を見せてもらいました。

 

 

「いや〜息子が年中のときに体操教室と、発達障害児向けの空手教室の見学したんですけど

見学して3日後に息子入院することになって結局できなかったんですよね〜」

 

 

という話をしました。

 

 

その話から、どうやらその障害児向けの空手教室の先生が

 

なんと、このおとなしそうなここのスタッフだそうです。

 

えっ!?1回しか会ってないから覚えてないけど、こんな人だったっけ??でも、雰囲気はこんな感じだった。

 

おとなしそうな雰囲気・・・(空手の先生なのに・・)

 

 

なぜ、空手教室に申し込まなかったかというと

このブログにも書きましたが

 

 

 

この人の道着がボロボロでみすぼらしかったのも大きな要因です。

 

まぁ、そんなことは言えませんが。

 

 

そして、なんと、

 

 

息子が利用する予定の事業所Cに勤めていたそうです。

 

 

この人は事業所Cに勤めながら、空手教室も運営していたそうですが

 

いまは事業所Cをやめて、この相談支援事業所の再就職されたそうで。

 

 

世間って・・・せまっ!

 

 

福祉業界が狭いのか。

 

 

(後で聞いた話ですが、この空手の先生は私たちを、あのときの見学に来た親子だと最初の段階でわかったそうです)

 

 

・・・という話を聞いた相談員さんはテンション上がって

 

 

「じゃあ、担当は僕じゃなくてこのIさんにしよう!!以前会ってるんだったらその方がいいね!

IさんはC事業所に勤めていたから、C事業所のことよく知ってるし!」

 

 

えええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!

 

という心の声がうっかり口から出そうになりました。

 

 

この1時間、この担当さんと面談して

この人にお願いしたいと思っていたのに

 

最後の最後でこの頼りなさそうな、新米そうな、人が担当になるなんて。

 

 

でも、ここで拒否したらこのIさんに失礼だし

担当さんも、今、計画書の案件依頼がめっちゃ入って忙しいって言ってたし

他のスタッフに仕事を振りたい思いもあるんだろうな・・・

 

 

計画書書いてもらうだけだし、この人で我慢する(失礼)か・・・

 

と思い

「担当さんもお忙しいから他の方に仕事を任せたいということでしたなら

それで・・・」と言いました。

 

 

そうじゃないよと言ってくれることを期待していましたが

 

「はい、じゃぁIさんが担当で!Iさん、連絡先お伝えして!」と

あっさり担当がIさんになってしまいました。