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妊娠のことについての流れ。
不妊治療クリニックを卒業
9週で不妊治療クリニックは卒業しました。
うわさで聞いたことがある、クリニックを卒業するともらえるという赤ちゃんのおもちゃをもらいました。
泣きそうになりそうだったので
長々と医師にお礼は言えずあっさりとしたものになりました。
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母子手帳を受け取る
クリニックを卒業したその足で、市役所に行き母子手帳を受け取りました。
6年越しの・・母子手帳。
自分が妊婦だなんて全く実感は湧きません。
「流産したらどうしたらいいんですか?」
と役場の人に訊きました。
特に連絡などしなくていいそうです。アッサリダネ。
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NIPTを受ける
クリニックを卒業した4日後、近くの産婦人科でNIPT(新型出生前診断)のカウンセリングを受けました。(検査代自費で11万)
その3週間後お腹の子はトリソミーの確率が低いことがわかりました。
ひとまずは安心したものの、ダウン症ではないことが分かっただけであって
自閉症や他の病気や障害のリスクもあるので完全安心には至りませんでした。
元不妊治療患者兼、障害児の親は常に流産の危機意識や障害児が生まれる可能性が頭から離れず
安心の境地とは無縁だなと思いました。
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性別が判明する
私はお腹の子が女の子であることを確信し、名前もすでに決めていました。
私の妊娠のことを知っている人にも女児であろうと確信に近い予測をしていると伝えていました。
すでに不妊治療中から第2子は女の子であること常に妄想していました。妄想歴6年ということです。
二人目も男の子であることは全くイメージしていませんでした。
そろそろ性別がわかる時期の妊婦検診にて。
医師がイキナリ
「あー・・ついてるねぇ〜」と言いました。
ぇええ!!!!????
と私は声をあげました。
まさかの男の子!?
ていうか、イキナリ告知するもんなんか??
息子のときは助産院で健診受けてたけど
毎回健診の度に「性別は知りたくないとかはないですよね?」と確認されてたけど。
次回の妊婦健診では、またもやこちらから訊いてないのに
「間違いない。男の子だね」と言われました。
元不妊治療患者の身で、こんなことは言えないんだけど・・・
女の子がよかった・・・・・できれば・・・
男の子ってことは自閉症の確率若干高まるよなぁ・・・
とかも思ってしまった。
でも、まぁ男の子でもいいんだけど・・・
と思うと同時に考えてしまった。
もう不妊治療は終わったものと思っていた私に
3人目についてのことを。
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地獄のつわり
8月からつわりがスタートです。
ネット情報では、15週までにほとんどの人がつわり症状が終わると書いてあったのに私は20週くらいまで続いていました。
息子のときは食べづわりで、妊娠中20キロ太りましたが
今回は食べづわりでもなくつわり期間が長かったため、つわりが終わった頃には妊娠前の体重マイナス1キロになっていました。
んで、今は暴食しているので妊娠前と比較してプラス6キロです。
妊娠中太ったら最後、元通りには痩せないということは前回の妊娠で身をもって体験しているので
後2キロくらいの増加(胎児の体重分)でおさめることを目標としています。
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現在と妊娠した要因?
胎児の大きさに一喜一憂していた妊娠初期でしたが、今は2週間分ほど成長が早く大きく育っているそうです。
そうなると3月生まれになるか4月生まれになるか微妙なところです。
個人的には早生まれが羨ましく思っていましたが(私は5月生まれなのですぐ年をとった感覚になる)
親としては4月生まれでお願いしたい・・!!
もう数ヶ月妊婦生活を送っていますが未だに自分が妊婦であることが信じられないです。
それは息子を産んで半年後から6年間
ほぼ1周期も無駄にすることなく妊活をし続けて
破れ続けた負けの意識が染み付いているから。
毎日毎日不妊のことについて悩んでいました。
外に出ればよその赤ちゃんに目が行き、子沢山の家族を羨ましく眺めていました。
でも、妊娠した頃の私の心境はそれまでの私の考えとは違っていました。
もう、自分が妊娠することは諦めていました。
治療を受けるのもただ、やりきった感がほしかっただけ
後悔したくなかっただけ
あの頃やれるだけのことはやって、
それでもだめだったっていう実績がほしかっただけ
息子が我が家に来てくれたことに感謝していました。
もう息子がいてくれるからそれでいいやって。もうそれだけで十分幸せだと。
そして、不妊治療ができている環境に感謝していました。
さらには、外出先で二人以上の子どもがいる人達を見て
自然と「産んでくれてありがとう」とも思っていました。
(私は二人目を産めなかったけど
あなたは産んでくれた。
子どもはみんなの宝だから)
ここまでくるとイッちゃってる思考なんだろうけど
一通りいろんな感情を体験した後の人間の最終的な思考とはこんな感じかもしれません。
不妊治療患者の思考の流れ(私Ver.)
①高度生殖医療を受けるんだから、すぐに妊娠できると期待に胸ふくらませる
②1〜2回移植しても陰性。ま、そんなもんだよね。期待を打ち砕かれ、徐々に現実を知る。
③焦る。何がなんでも二人目がほしい。二人目に執着する。神仏にも祈り始める。周りの妊娠報告や子連れファミリーを見るのが苦痛になってくる。嫉妬と劣等感の嵐。
④やさぐれ期。はいはい、どうせ今回も陰性ね。陰性判定もらっても何も感じなくなる。クリニックに対して攻撃的な感情をもつ。
⑤諦めに入る。望みが叶わないことを受け入れ始める。
⑥最終形態。ありとあらゆるものに感謝するようになる。不妊治療という体験させてくれてありがとう。息子がいてくれてありがとう。息子がいなかったら?それでも夫がいてくれる。今でも十分幸せやん。周りの子宝に恵まれている人たち、産んでくれてありがとう。
この感情のときに妊娠判定。
努力はしつつ執着は手放すと、望みが叶いやすいという話を聞いたことがありますが
そんな感じなのかもしれません。
とはいえ、まだ産んでません。
無事に産むまで安心できないのが元不妊治療患者なのです。