いまや心理学ブームともなり、この手の本はいっぱいありますが、童話と精神分析とミックスさせた草分け的存在です。読んでいて確かに面白いんだけど、子供の頃の夢を壊されてしまった感じ。
アンデルセンも作品を通じて自分が丸裸にされるとは夢にも思わなかったでしょう。
読んでいて戸惑ったのは、アンデルセン童話の分析とアンデルセン自身のパトグラフィーが、ごちゃ混ぜになってしまっていること。いつのまにか、童話自体の解釈が一人歩きしてしまい、違和感がありました。
第三部の「作者について」を巻頭にもって来るべきでしたね。
(オマエは編集長か!?)
編集後記
この問題につきましては、創元社版では副題が「作品と生い立ちの分析」となっていました。めでたしめでたし^^;
精神分析というものは、何にでもこじつけられるので恐ろしい。この手でいくと、何を見ても聞いても分析してしまい、心の安まる暇もなかろうと、ど素人は心配してしまうんです(笑)。私の読書感情文なども分析すると、恐ろしいことになるんでしょうね。どなたか分析してみてください(汗)。
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