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 エッセイの魅力はといえば、

 

旬を得た題材、軽妙洒脱な語り口、豊富な知識と情報...などなど、

さまざまな要素があるでしょうが、

 

いちばん大切なことは、人間としての魅力だと私は思います。

 

エッセイには、本人が意識しない素顔が行間ににじみ出てくるもの。

  

若い方は、あまりご存じないかもしれませんが、

青木雨彦氏はサラリーマン・エッセイストとして人気がありました。

昭和ひとケタ生まれの青木さんはいわば私の親世代。

高度成長期と共に人生を歩んだ世代です。

 

時代を経ても色褪せない魅力、

それはやっぱり青木さんのシャイで真面目で優しい人柄。

 

「冗談の作法」という題名が示すように、

青木さんのエッセイには目に見えない間(余裕)のようなものがある。

ひと昔まえの作家はみんなこういう余韻を持っていた気がします。

 

「夫婦喧嘩は派手にやるべし」

余談ながら、一度も会社をやめようと思ったことのないサラリーマンが、

ぜったい、いいサラリーマンになれないのと同様に、一度も相手のことを「死んじまえッ」とおもったことのない夫婦も、けっしていい夫婦にはなれないような気がする。 

 

物事を見つめる目の柔軟さ、人をみつめる目の厳しさと優しさ。

 

最近は才気走った若いサラリーマンが多くて、それは青木さん世代の努力の賜物でもあるんだけれど、私は少々疲れ気味^^;。

 

走っている時の顔はけっして美しいもんじゃない。 

がむしゃらに 走ってたんじゃ景色も見えない。

と、走りつかれた人間は思うのです^^;。 

 

にやりと笑える心の余裕。大切にしたいですね。

 

 

冗談好きな人はぽちり♪→

著者: 青木 雨彦
タイトル: 冗談の作法

oba

ネットの面白さは、あるサイトからつてつて歩いていくと、思いがけないサイトに出遭ったりすることですね。

アメブロ内の世界も、約20万人の登録者がいるんだから凄いよね!

それをひとつひとつ訪ねるなんて不可能だから、つてつて迷って行った道にもご縁があるわけです。袖摺りあうも多少の五円くれ。です。(またはじまっちゃったよ)

そんな中で、耳寄りな情報をみつけてまいりました。

takatakatakatan's Clubのtakaさんち で。

(はあはあ、難しかったよ、ブログタイトル打つの^^;)

そこには「裏ブロガー」なるものの情報が載っていました。

誰?「裏ブロガー」と聞いてニヤニヤ喜んでいるのは。

それは裏ちがいですっ!

「裏ブロガー」とは、要するに「データ情報収集屋」のこと。

純粋にブログを楽しむ方ではなく、ブログを更新して楽しんでいる振りをして、同じブログを利用している人からデータを吸い取る行為を繰り返し、集まった何万、何十万というデータを売買している人が「裏ブロガー」というそうです。

だそうなんです。

怖いですね。危ないですね。気になりますね。

私なんか、オバ化だから情報垂れ流しで、

お隣のおばあちゃんの親戚は小石川町だとか、

いつも行く喫茶店ではコーヒーが30円も値上がりしたとか。。。

え?その情報じゃない?

ああ、私が東大付属女子短期大学やめたんだいとか?

え?そんな学校ない?へんだなぁ

ま、とにかく

個人情報は公開すると後悔しなくちゃならないよ。

という警告であります。

takaさん、特別出演ありがとうございました。

例のごとく、自己申請、事後報告でございます(汗)。

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題名がいいでしょ?

「エロスに古文はよく似合う」

うんうん、

古文にエロスは似合わないのに、

エロスに古文はよく似合う。

 

さすがだな。と、題名だけで感心しちゃう。

エロスとエロとは違うんだよな。

 

阿刀田高は得体が知れない。 

直木賞受賞作家であり、ミステリー作家として名高いようだけれど、国立国会図書館の司書をしていたせいもあり、ジャンルを問わず知識が豊富で多趣味多才の人である。

 

 

そんな知識の宝庫のような作家が「今昔物語」を題材にエッセイを書いた。

面白くないわけがない。

 

今昔物語とは、天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)の説話千余話を集めたもの。

つまり、平安末期の「世界おもしろゴシップ特集」みたいなもんだな。

 

だから内容はいたって眉唾もの。胡散臭い。怪しい。

そこが作家たちの眼の付け処で、芥川龍之介の「羅生門」を代表として、

谷崎潤一郎、堀辰雄、菊池寛、永井路子、杉本苑子などが、今昔物語改造作品を制作したらしい。

いわば、作家にとってのトラックバックステーションのようなものである。

 

 

こりゃ! 四十禁

さて、お待ちかねのエロスの部分はというと(笑)。。。 

 

香篆烟り絶えて残芳薄く、燈花露涸れて焔漸く短し(中略)

廷尉試みに唇を舐れども応えず、胯を押せども驚かず、唯だ、藤花の架に垂るるが如し。。。

 

廷尉(源義経のこと)が添い寝している徳子に欲情し、いろいろとちょっかいを出してみるのだが、だら~んとしたまま(ここには藤棚の花のごとく、などとありますが、要はマグロ状態^^;)。。。

 この後、★入されてから、やっと徳子が驚き目覚めて、にっこり笑う。

らしいですよ(汗)。 

 

私が古文に昏いせいか、直截的なエロスは感じない。

エロスといえば、性的描写などがまったく出てこない源氏物語の方にエロスを感じる。

今昔物語の方は、江戸時代の草紙に近い、下世話で開けっぴろげな(今でいえばゴシップ週刊誌的な)愛嬌と面白味を感じる。

ただ、古文で読むと、確かに字面がいかにも色っぽくてなまめかしいではないか。

 

平安時代にも、日本人はこんなおはなしを愉しんでいたんだなぁ。^^;

 

 

あなたは40歳以上ですか?→

 

著者: 阿刀田 高
タイトル: エロスに古文はよく似合う―私の今昔物語

 

 

p-rose

春ですね~♪

わかめどきっていうんでしょうか、

最近、気持ちが落ち着きませんの。

(そりゃ、木の芽どきだろっ)

で、ぷらぷらと本屋へ行ってみたのですが、そこでハッと気がつきました。

こりゃ、命がいくつあっても足らんわいっ!

だって、読みたい本がありすぎ。

一生かけても読みきれそうにない(泣)。

言う自由普段の私は悩んだまま帰ってきたのでした。。。

そこで、思い出しました。

いままでアメブロの書評のなかで、ぜひ読んでみたいと思った本をメモしておいたのです。

それを参考に本を買ってくれば好いわけです。うんうん。

(本屋に行く前に気づけよっ!)

さすがは天下のアメブロの本・書評・文学部門。
優れた書評ブログが多数ありますよ~♪
ここに紹介されている記事を読めば、読みたくなること間違いない!

アンナ・マデリーナ

http://iki.ameblo.jp/entry-55a0ca2512b2b66652b2c0bd52e55243.html

耳袋の怪

http://kotora.ameblo.jp/entry-2620a088874d0ce4b91ed0ee69539c87.html

最期のことば―聖者から死刑囚まで

http://kotora.ameblo.jp/entry-777c89d933e6b4e0fe863a4f94efec31.html

一行力

http://hornblower.ameblo.jp/entry-efe7c7d1c2920764f5307e4af974ae33.html

宙の名前、空の名前、色の名前

http://limegin.ameblo.jp/entry-1a70d95355cef7f37c25fc65165424a7.html

犬を飼う
<>http://catcat.ameblo.jp/entry-cbf02a6ac25b1b2113a03601af1c6eb8.html

肩胛骨は翼のなごり
http://nanika-possible.ameblo.jp/entry-860273b0217861c3fa35f50f2533f996.html
さくら
http://editor.ameblo.jp/entry-78746e34fee7611a1ff0ea8fef2b7849.html
第11番目の鍵
http://dreamgate.ameblo.jp/entry-7989242814fd9c8daf5620db4c1ec08a.html
輝く日の宮
http://from-osaka.ameblo.jp/entry-00d152927b20857c11fce9ade4fef962.html
ゴッホ型猫の目時計
http://kotora.ameblo.jp/entry-c4913b6b57b33286504d54c0e1b94b43.html
グッド・バンジイ

http://kotora.ameblo.jp/entry-04c4717ff240740b79b23000a2996ce3.html

心の杖ことば366日/般若心経入門―276文字が語る人生の知恵
http://mansion-marketing.ameblo.jp/entry-9e0346a9bb4bf13e02de1c6d2495c2b8.html
超右脳イメージ成功法
http://dreamgate.ameblo.jp/entry-07ca59ccbbbfad78079ce77ece89f53e.html
渋谷ではたらく社長の告白
http://yamaken.ameblo.jp/entry-858904d4a7993061cb4024b92777571a.html
楽園の骨
http://kotora.ameblo.jp/entry-bb8540f5345f20f5612ebc2f928b40ef.html

リプレイ

<>http://nanika-possible.ameblo.jp/entry-14533e1131e47dd4f0a26eb754452ff0.html

(順不同、敬称略)

to be continued...

七人の安倍晴明

http://kotora.ameblo.jp/entry-90136eb2bee712dcd31e57636d740ffc.html

ポンペイの四日間

http://kotora.ameblo.jp/entry-82916e08d496426d56bccd5ffdb41adb.html

解夏

http://blog-ayarin-manbo.ameblo.jp/entry-9579c7d7c8bb88426c479a74c40ff09b.html

アルケミスト

http://stainless.ameblo.jp/entry-b2f936679065bee2aa27a1985fe01c18.html

エロ事師たち

http://chourou.ameblo.jp/entry-c17f6ab690a2212a50c48d88d26ae815.html

小さな不満を訴える技術―上手にウサを晴らす50の方法

http://naruchan.ameblo.jp/entry-78bca92587d4949d4ea63c1767133478.html

関東大震災 消防・医療・ボランティアから検証する

http://bisneto.ameblo.jp/entry-01f55194367064c5ea1e5d00753ae723.html

人間の条件

http://yashima1505.ameblo.jp/entry-fa8da6c4e1df0a8e1dcd67b62a416611.html

古寺巡礼

http://nanika-possible.ameblo.jp/entry-8c87695840974073f8a2088119835932.html

日本語トーク術―コミュニケーション力アップ!

http://mansion-marketing.ameblo.jp/entry-6aba7e3e070eab3710fcd65a06b3eb21.html

愚か者死すべし

http://from-osaka.ameblo.jp/entry-b1a51796917e24c8f3270aad2b840628.html

セント・メリーのリボン

http://nanika-possible.ameblo.jp/entry-82ed083f065f71adf67b4960bcb09675.html



***

いつも皆さんの書評を読むたびに、感心させられます。

プロも真っ青の書評ですよね。

絶対読まなくちゃ!と思わせる筆力はさすがです!

それにひきかえ、この私。。。

書いた本人ですら、理解不能なこの文章。

とても親切で丁寧で解かりやすいと大評判です(号泣)。

堂々と「本・書評・文学部門 」でのさばっていていいものか。。。

かといって「おばさん」部門でもないし。(そんなの無い!)

私のために早く「大人のおんな」部門を作ってほし。

(ぐたさん、反省したのかぁ~?)

*またまた事後承諾でございまする(土下座)。

今回ボランティアで特別出演くださった方々、ありがとうございました!

b-red

gogh

画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生涯を描いた作品。
イメージしていたゴッホとは別の顔を見る事が出来ました。

 

ゴッホは狂人で極貧の中で自殺した

ということしか知らなかったのですが、実はとても名門のお坊ちゃまだったんですね。

そして絵も天が与えた才能にまかせて描いたというよりも、

努力に努力を重ねて苦悩の中から生まれたものだったんですね。

 

アーヴィングの創作も多少あるとはいえ、膨大な書簡を調べて描かれた人間ゴッホの素顔。

真面目で純粋で真摯な彼の姿が浮き彫りにされています。

 

また弟のテオをはじめ、ゴーギャンロートレックセザンヌスーラなどズラリと並ぶ有名画家たち、画商、ゴッホが愛した女性たちなどゴッホを取り巻く登場人物がいきいきと描かれています。

随所にちりばめられた逸話と19世紀末当時のパリの様子も興味深いです。

次は何をやらかすのかとドキドキしながらも、ゴッホの熱情に酔ってしまう一冊。

訳の新庄哲夫氏の文章は親しみやすく個人的にファンです。

(新庄氏訳の<毛沢東の世界>もお薦め!)

 

 

ゴッホ好きな人はぽちり♪→banblue

 

 

 


著者: アーヴィング ストーン, 新庄 哲夫
タイトル: 炎の人ゴッホ

*この記事は過去記事(2003-11-12)よりリメイクしました。