兵庫県議会の百条委員会で大暴れしそうだった維新の県会議員の皆さんの動きが慎重になり始めたのは、やはり報道機関が相当事件の真実に迫った報道をし始めたからだろうと思っている。
寄ってたかって告発者の県民局長を吊し上げるような空気が一時漂っていたのだが、県民局長の外にもう一人自死を選んだ県の課長がいたという事実が明るみに出て、兵庫県政が実におかしな状況に陥っていたことが誰の目にも明らかになった。
問題となっている兵庫県知事や県の幹部を何とか守ろうとして懸命に動いていたと思われる人たちが途端に動けなくなった。
県職員へのアンケートが実施されているようだから、これまで水面下で囁かれていた様々なことが一気に噴出するのだろう。
最早蓋をしようとしてもし切れなくなっているはずである。
結局件の知事は、自分の任期が切れる前に何らかの対処をせざるを得なくなるはずだ。