一部のアメリカの国民にとってトランプ氏は法を超越する一種の神のような存在に映っているのかも知れないが、トランプ氏を神のように崇めることが出来ない方々にとっては、トランプ氏はただの無法者に映るのではないか。
これまでの高齢者と超高齢者の戦いの構図が一変したことは明らかである。
トランプ氏もハリス氏もアメリカの国民に対して団結を訴えていることについては共通しているが、トランプ氏とハリス氏の間には乗り越えがたい大きな断絶がある。
力づくで国の秩序を変えようとしているように見える秩序破壊者と、これに抗してあくまで法の支配、現行法の秩序を懸命に守ろうとしている愛国者との間の壮絶な戦い、がまもなく始まろうとしているということかも知れない。
政治の世界では正義が必ずしも勝つわけではない、ということは重々承知しているつもりだが、さて、どういう結果に落ち着くだろうか。