パワハラ気質の方が増えていますね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

明石の元市長も大変なパワハラ気質の人だったようで、職員の方々の中には早く辞めてもらえないかな、と願っていた人がそれなりにいるだろうと思っている。

パワハラ気質の人は自分に自信があり、何でもテキパキと処理するからモタモタしている人を見ているとついあれこれ口を出してしまうのだろう。
まあ、手を出さないからある程度は許されるのだろうが、言葉の暴力は時には手の暴力よりも相手を深く傷付けることがあるから、やはり言葉の暴力と看做さされるほどの口出しや叱責はお止めになった方がいい。

自分の市の議員を部下の一人のような存在と認識していたと思わざるを得ないあのご仁はご自分が周りの人にとって如何に迷惑な存在になっていたのか理解していなかったのだと思う。

それなりの行政手腕があり、それなりの業績を挙げていれば、まあ、これまでの難しい仕事を仕上げるためにはそれなりの情熱と突破力が必要だったのだから、少々行き過ぎたげんどうではあるが、多少は大目に見なければならないのかな、と妥協するところだが、目下のところ石丸氏にはそういう材料はないようである。

北海道選出の自民党の参議院議員がパワハラ気質丸出しの言動を繰り返していたことが明らかになっているが、実はよく仕事が出来る辣腕の議員だと評されることがある国会議員の中には相当程度パワハラ気質を備えていると看做さざるを得ない人もいないではない。

特定の仕事を委ねる時にはそれなりに役に立つこともあるから、一概に悪いとは言えないのだが、大体は周りの人と軋轢を起こし易く、こういう人はどこかの組織の「長」を務めるには不適任と言っていいだろう。