無党派層の方々の支持が伸び悩んでいるとの調査結果が明らかになっているが、各候補者の選対の皆さんは今頃頭を抱えておられる頃かも知れない。
それぞれにそれなりの知恵を絞っておられたはずだが、今のところ何の効果もなかった、ということか。
オール東京という呼び掛けだけでは、無党派層を惹き付けることは難しいということだろう。
当初の段階で余りにも攻撃的な色彩が強く出てしまったために、反って中間層や無党派層の方々が引いてしまったのかも知れない。
笑顔を振りまいて挨拶する蓮舫さんの姿はさすがに魅力的で、街頭演説を危機に来てくれている大勢の聴衆には好評のようだが、問題が街頭演説を聞きに来てくれそうにない圧倒的多数の一般の方々である。
街頭演説会場に来てくれる聴衆の方々の数が日を追うごとに倍々ゲームで増えていくようであれば７月７日の投票日までに現在の趨勢を引っ繰り返すことも出来るだろうが、SNSで確認している限りはそういう萌しはどこにもない。
選挙は、なかなか思ったようにはいかないものである。