岸田さんの後の人は、それなりにやり易くなるのかな | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

自民党の悪いところ、政府の政策の悪いところは、全部自分が引き受ける、とでも岸田さんが思っているのだとしたら、それはそれで大したものである。

誰かが自民党のマイナス面、政府の政策のマイナス面を全部引っ被ってくれれば、後に続く人はそれだけ楽になる。

マイナ保険証の普及のために現行の保険証を廃止しようという施策は実に大方の国民に不人気だが、それでも岸田さんは最後までやり通す覚悟のようである。
大阪万博は、少なくとも東京方面では不人気と言わざるを得ないが、岸田さんはどんなに不人気であっても最後まで突っ張り抜く覚悟のようである。

ザルが恥ずかしくなるほどのザル法だろうと酷評されている政治資金規正法の改正だが、公明党が賛成に転じてくれたのを幸い、自民党の3度目の修正案のまま成立を図るようである。

人の話をよく聞く、という触れ込みだったが、実際には世間の悪評などは一切耳に入らないような特別の装置を常備しているのかも知れない。

岸田さんは、周りから寄ってたかって引き摺り下ろされるまで幸せな気分で過ごすことが出来る稀有な人だと言っていいのだろう。

その日がいつ来るのか分からないが、そんなに遠い先ではないはずだ。