翼の党が引き金を引いたのだから、再逮捕も再々逮捕も黙って受け容れた方がいいだろう。
これまでは事実上野放しになっていた、一見些細と見えるような公職選挙法違反事件についても警察当局の捜査の手が及ぶはずだ、と思っていた方がいい。
世の中が既に変わってしまっている。
以前はこんなことまでは警察当局は手を出さなかった、などと言ってももう遅い。
翼の党の関係者は、いずれみんな捜査の対象になる、と思っていることである。
これまでの常識がこれからは通用しなくなる、と思っていることである。
公職選挙法を甘く見ないことである。
翼の党が重要な先例を作ってしまった。
摘発して有罪判決が言い渡された事例があれば、警察当局は大体先例を踏襲するものである。