定額減税額を給与明細書に明記することの義務付けの猿知恵を提案したのは、どなたかしら | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

岸田さんはこういう事務に自ら携わったことがないだろうから、多分岸田さんは誰かの提案を鵜呑みにして説明しただけだろうと思う。

岸田さんが財務省や官邸に指示したのは、定額現在実施を国民にアピールするための知恵を出してくれ、程度のことだったのではないか。

実務を知らない役所の方々が出すのは、大体がこの程度のもの。

企業の経理担当者がどんなに苦労するか分からないままに、定額減税額を給与明細書に記載させることで政府が定額現在に踏み切ったことをアピール出来ますよ、くらいの提案ではなかったのか。

出せと言われたから、無理無理出してみました、という程度の実に軽い提案なのだが、実務を知らない人はこんな程度の提案でもあっさり受け容れてしまう。

国民からどんな批判が出されても、提案者にはそれらの批判にまともに対応する用意はない。

こういう提案を採用した人が悪い、くらいの感覚だろう。

浅知恵と言うか、まあ、猿知恵の一種だろう。

本当のことは、知らない。
あくまで、その程度のことだったんじゃないかな、という私の推察である。