ようやく立法府である国会の審議が軌道に乗るようである。
自民党は、公明党との共同提出を目指していたようだが、合意には至らず、自民党単独での政治資金規正法改正法案の提出に踏み切ったが、それでも党内手続きを経てそれなりの改正法案の国会提出に至ったのだから、これはこれで多とすべきだろう。
立憲民主党、国民民主党、有志の会の2党1会派による政治資金規正法改正法案の提出も高く評価すべきだろう。
国会議員の職務は多岐にわたるが、やはり最も大事な職務は法を作り、予算を承認することだろう。
各政党が、それぞれに国会議員としての職務の在り方に目覚めたように見えるのがいい。
最終的にどのような形で政治資金規正法改正法案が成立するのか現時点では言及しかねるが、この通常国会中に何らかの改正法案が成立することは確実である。
国会議員の皆さんがそれぞれに真面目に仕事をし始めたような印象である。
立場の違いあっても、法律を作るのが国会議員の役割である。
もっとも、どんな内容の法律であってもいいというものではない。
出来るだけいい法律をしっかり作りあげてもらいたいものである。