さすがにこの段階で川勝静岡県知事が辞意を表明することになるとは予想しておりませんでしたね | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

青天の霹靂みたいなものだろうが、あの強気で鳴らしてきた静岡県知事の川勝さんの心が折れてしまったようである。

実際に辞任の手続きを取るのは2か月後の6月になるということだが、新入職員の歓迎の式典での不用意な一言で静岡県庁に抗議の声が殺到し、どこからも応援団が現れず四面楚歌、孤立無援の状態に追い込まれてしまって心が折れてしまったのかも知れない。

こういうことを称して、一寸先は闇、と言うのだろうが、実際にそういうことが起きてしまったのだから、やはりこの世は何が起きるか分からない、と言っておいた方がよさそうだ。

早速ご自分の方から後継者探しを始められているようなので、途中でやっぱり辞めるのは止めました、などと言い出すようなことはないだろうが、これから何が起きるかはまだまだ分からない。

JR東海はリリア新幹線の開業がいつになるか分からなくなった、などと先日記者会見で述べたばかりだが、川勝さんの後を襲う知事次第ではどうなるか分からない。

川勝さんの抵抗にそれなりの理があるのであれば、知事が一人変わったくらいで事が急ピッチで進むはずはないとは思うが、実際にどうなるかはまだ分からない。

分からないが、それでも何とかなりそうな雰囲気が出てきたのだから、これはこれでいいのかも知れない。